こんにちは。
昨日、事務所の仲間と食事をしていたのですが、その中に目からうろこのお話が2つありました。
①世の中には、上司から叱られたことを仕事上のことと割り切れない人がいる。
私の部下に一人、非常に態度の悪い(笑)20代後半の女性がいます。
彼女は、法律実務的にも社会人としても未熟なところがあったため、入社以来厳しめに指導・教育しました。
結果、今では実務的には事務所全体でもトップクラスの実力を持つに至ったと思っております。
よく頑張ったと思い、口に出して褒めてもいるのですが、どうも態度が悪い。
態度が悪いため、結局社会人としていかがなものか、という評価になってしまいます。
そこで昨日聞いた話がストンと腑に落ちました。
話してくれた仲間は、以前の部下にもどうしても感情的に公私混同してしまう似たような人がいたため、今の彼女の態度については私ほど不思議に思っていない、というのです。
曰く、ちょうど年齢も彼女と同じくらいだったので、時期的にもそういう頃なのかもしれない、とのことでした。
②プロジェクトの進行が遅れるのは、メンバーが忙しいからとは限らない。
面倒なことは後回しにしていった結果、スケジュールが遅れることがあるそうです。
そりゃそうだ、と思われるでしょうか?(笑)
いま事務所では大がかりなプロジェクトをやっておりますが、確かに進行が遅く、なかなかスケジュール通りに進まないと感じておりました。
とはいえ、今回のプロジェクトのメンバーは事務所の経営陣。
通常業務で忙しいからしょうがないのかな、でもそれなら通常業務をもっと部下に任せたらいいのに…などともんもんとすることも多かったのですが、昨日話してくれた仲間曰く、そうとも限らないというのです。
私なんかは特に、面倒なことはストレスなのでさっさと片付けたいと思う質ですし、今回のプロジェクトのメンバーは皆「デキる人」たちばかりです。
むしろ面倒なことを後回しにするなと従業員を指導する立場にある人たちばかりです。
にもかかわらず、人間の心理としては難しく、そういったことは起こりうるんだという話で諭されました(笑)
組織のマネジメントとは難しいものですね。
まだまだ未熟者であります。