本 4月16日-250

お秋正吉が薪小屋のすぐそばに立っている。昨日あったものがなく、昨日はなかったものがある。あれだけ歩いて走ったのに、知っているところにしか行きつけない、デタラメな屋敷。

六人目の囚われ人は、堀口金右衛門と名乗る。

 

本 4月17日-251

金右衛門が迷い、甚三郎を見つけるまでの経緯。台所で待っていたお秋たちの話。

 

本 4月18日-252

化け物の黒い血は、金右衛門の頼もしさの証でもある。甚三郎たちがこれまでの経緯(ゆくたて)を語るのを、冷静に聞いていた。

これもまた頼もしい照れ

 

本 4月19日-253

どうやってここに来たかを確かめる金右衛門に苛立つ甚三郎。それより、どうやって出ていくかを考えなきゃ、と焦っている。夢を見たことを思い出し、気まずいながらとつとつとしゃべる甚三郎。罪を告白せい、と言ったのか、と金右衛門。

 

本 4月20日-254

そして、悔い改めて祈れと。確かにそう聞こえたのか?金右衛門は真剣である。お秋は甲冑を着たお侍の話をする。一刻も早く出ていきたいという甚三郎。金右衛門は迂闊に動き回っては危ない、と。

 

本 4月21日-255

調子を合わせる正吉、べそをかくお秋。そこへ何か大きなものが唸るような音。今は、互いがここにいること、一人きりでないことだけが心の拠り所。手を握り合う甚三郎お秋

 

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