雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

Shima Blue

2019-11-12 00:01:28 | 素敵
圧倒的に苦手なハロウィン・モノモノが幅をきかせる時期があり。
それが終わると、すぐに。
ここ数年。
翌日から。
今度はクリスマス・モードのお店やモールや、
街の装飾なんてものが表れてきたりするのですけど。



2ヶ月前からの演出開始☆



色々な事情があるのでしょうけど。ね。ええ。
大きな演出ものになると、
シーズン近くになると発注先業者さんが足りなくなっちゃう、とか。
色々な建て込みやグッズやモノもなくなっちゃう、とか。
この時期に言われても、そんなの忙しくて出来へんでー、とか。

でも、

ちょっと......

僕さんには違和感強すぎちゃって。

今わ11月の初めだよね!?(・・;)

まだ年末の空気にひたりたくないんすけど!?

心が落ち着かなくなっちゃうから......なんて。

年越気分はせめて12月迄、もう少しの猶予をいただきたく。

そんなお気持ちは仕事だけで十分にゃの!(@_@)/

ゆるちて、ゆるちて。。(T . T)

みたいな。

超個人的なお話ですけど。ね。ええ。

クリスマスは一年の最後に、

短い時間で燃え尽きるロウソクの炎のような儚さと、柔らかさと......

そんな感じが好きだったりもしていて。

あたたかさとか、貴重さとか、ありがたみとか。

そんなモノが薄れてしまうのでわわわ!?なんて。

少し悲しくなったりもして。

年々、商売っ気が強化されていくイベントものも、

どこか本質を見失ったり、間違っちゃったり、

大切な部分が薄れたり、

見えなくなっちゃったりしませんよーにぃぃーー、とか。

経済大国でい続けることも大変だなぁ、なんて。

そんな余計すぎる心配をしてしまったり。

ま、超個人的ココロ模様のお話ではありますけど。ええ。

何卒の、悪しからずさんで。

UZMET心と秋の空、つってね。(*´ω`*)ええ。むかちから。



そんな、
ちょっとヤルセナイ模様になっていた僕さんの心をちと鎮めようかと、
群馬県の四万温泉(しまおんせん)ってとこにプラリと行っていたのです。
四万と書いてシマと読む、的な。
映像作品のロケなんかにももってこいの場所でして。





名旅館。積善館(せきぜんかん)さん。
現存する日本最古の湯宿建築で、創業年数は320年以上!
元禄四年(1961年!)に建てられたのだそうです。
群馬県の重要文化財でもあるそうで。
名物は温泉マニア垂涎の「元禄の湯(げんろくのゆ)」
他では味わえない大正ロマンな湯。デザイン。









奥に見える小さな引き戸はスチームサウナだったりして。
入ると狭くて真っ暗っすけど。ええ。
他にもドキドキの混浴風呂などもあるのでちゅ♡
こんな温泉に外すことが出来ないケロリンの湯桶も。ええ。



お気づきの方はお気づきだと思いますが。
積善館さんは道後温泉とか渋温泉とか、そのあたりと並び、
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の湯屋(油屋)のモデル旅館の一つ......
と言われております。
下の写真の、
左の建物の上の階の角辺りの部屋に千尋が住んでいたのですな。
働きながら。住み込みで。ええ。
えらいこっちゃ。



しかし、なんと言っても、
この辺り一帯は貴重なパワースポットだったりするのでやんす。
超個人的な感覚では、ですけど。ええ。(*´ー`*)
そりゃぁ、宮崎駿さんも気になってしまう、なんてわけでして。







映画に出てくる印象的なトンネルも、
この地に入る時に通る唯一の道にあるものと、
下の写真にある積善館さんの中にあるものとを
合わせて描かれているとも思われ。



四万温泉の名前の由来は、
「四万(よんまん)の湯が四万の病を癒す霊泉」
という意味なのだそうです。
そんなスゴイ温泉発見!の起源に関しては
2つの伝承があるとのことで。

一つは桓武天皇(737~806)の御代に、
征夷大将軍として蝦夷征伐(えみしせいばつ)に来た
坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)がこの地で入浴したのが最初......
というもの。

もう一つは、延暦(えんりゃく)年間(782~806)に、
源頼光(みなもとのらいこう)さんの四天王!
として名を馳せた碓氷貞光(うすいさだみつ)さんが、
越後から上野国に越える際にこの四万の地を訪れ。
山のたたずまいや谷川の響きに心を澄まし、
夜には読経をしていたそうなのですが、
その時にどこからともなく童子があらわれ、

「汝が読経の誠心に感じて、
四万(よんまん)の病悩を治する霊泉を授ける。
我はこの山の神霊なり」

と告げられたのだそうです。
すると、その直後に貞光さんはこの温泉を見つけたとのことで。
それで「四万温泉(しまんおんせん=しまおんせん)」と名付けた、と。



温泉街を流れる四万川(しまがわ)のほとりには公共の温泉なども。
左側にある丸い石造りの建物がそうでする。
「河原の湯」と呼ばれてます。味があるっす。



四万川には甌穴(おうけつ)と呼ばれる清流スポットもあって。
ここの水に触れれば、
この地の水が他と違うことが誰にでもわかるとは思います。
どこまでも清く澄んでいて、柔らかく、不思議なまろやかさ。
こんな優しい水で?温泉?みたいな。



甌穴の所には最近、
小洒落たカフェ(KISEKIさん)も出来ちゃったり。



街にしても古き良き味があるっす。
タイミングを間違うと肘折温泉(ひじおりおんせん)並みの
寂しい感じも出ちゃいますけど。ええ。



正真正銘のスマートボール屋さんが完全営業ちうですし。
おばちゃんも高台に座って完全チェック体制を取ってまちゅし。



温泉地の最奥にある奥四万湖(おくしまこ)にしても、
タイミングを外せば、もう、誰も来ないようなとこでして。



ダムによって出来た湖ではありますが、
何かの犠牲を払って作られた大仰なダムというわけでもなく。
「四万ブルー(シマブルー)」と呼ばれる独特の青さを持った湖は、
美麗さと癒し力を持った場所だったりもするのです。ええ。



Shima Blue......透明度に関しては日本で第3位。
北海道を除いた本州以南では
トップの記録を出した時もあったそーでして。
日本有数の透明度だということは間違いないと思いまする。



クリスマスの頃には、この辺は一面、深い雪に覆われて。
辿り着くにもそれなりの準備が必要なところでもあって。
僕さんは元バリバリのおバカスキーヤーっすから。
この辺り一帯は庭!?ってなもんでして。ええ。
昔、結構イロイロとやらかしまくっちゃってたりもしまちゅの。
そーいえば、四万の山の裏にある峠で猛烈な吹雪にさらされて、
道路封鎖されちゃったこともあって。
その時は車のフロントガラスもワイパーも完全に凍ってしまい、
まったく機能しなくなって。
しょうがないので僕さんはスキーゴーグルを取り出し。顔にかけ。
それで運転席の窓を開けて上半身を乗り出し、
片手でハンドルを操りながら、
もう片方の手にはスキーグローブをはめて
ゴーグルのケアをしながら峠を下った......
なんていうこともありましたでしょうか。ええ。
思い出したっす。
おバカっす。
普通は走らないっす。そんな時に。峠なんて。
この辺り一帯で繰り広げたそんなアレヤコレヤの話をしだすと、
新橋の居酒屋で隣り合わせたウザイおっちゃんみたいになっちゃいそーなので、
ここでやめときまちゅけど。ええ。
とにかくこの地は、素晴らしき隠れ里なのでございます。はい。
お気に入りっす。(*´ー`*)



☆温泉関連の過去記事はコチラ☆
・豊富温泉(北海道、豊富)———【豊富温泉
・上の湯(山形県、肘折))———【ランプの静の湯 5
・宝川温泉(群馬県、水上)———【宝の川の日
・コタン温泉(北海道、弟子屈)———【鍔とアイヌ
・砂湯(北海道、弟子屈)———【鍔とアイヌ
・和琴温泉(北海道、弟子屈)———【鍔とアイヌ
・丸駒温泉(北海道、千歳)———【丸駒温泉
・恐山温泉(青森県、恐山)———【恐山徒然
・十和田湖西湖畔温泉(青森県、十和田)———【十和田湖徒然
・矢櫃温泉 瑞泉閣(岩手県、一関)———【邪馬台国徒然
・山王山温泉 瑞泉郷(岩手県、一関)———【邪馬台国徒然
・ほったらかし温泉(山梨県、笛吹川)———【イチロー備忘録
・伊香保温泉(群馬県、伊香保)———【榛名徒然
・富士眺望の湯 ゆらり(山梨県、鳴沢)———【此花咲耶姫
・もえぎの湯(東京都、奥多摩)———【鳩ノ巣徒然
・龍宮殿本館(神奈川県、箱根)———【ランプの精の湯
・七沢荘(神奈川県、七沢)———【ランプの精の湯 2
・壁湯温泉(熊本県、宝泉寺)———【ランプの精の湯 3
・天山湯治郷(神奈川県、箱根)———【箱根徒然】【ランプの精の湯
・縄文真脇温泉(石川県、真脇)———【巫女姫の太鼓
・杉の子温泉(石川県、白山)———【ここ掘れワンワン
・みくりが池温泉(富山県、立山)———【立山徒然
・黒根岩風呂(静岡県、北川)———【ランプの精の湯
・ホテルミクラス(静岡県、熱海)———【ランプの精の湯
・須佐温泉(島根県、須佐)———【青き炎
・玉造温泉(島根県、松江)———【猿田彦ミステリー
・たまて箱温泉(鹿児島県、指宿)———【かんぱかぱーん
・道後温泉(愛媛県、松山)———【ここ掘れワンワン
・白良湯(和歌山県、白浜)———【ランプの精の湯 4
・牟婁の湯———(和歌山県、白浜)【ランプの精の湯 4
・崎の湯———(和歌山県、白浜)【ランプの精の湯 4
・浜千鳥の湯———(和歌山県、白浜)【ランプの精の湯 4
・下ん湯———(大分県、由布院)【ランプの精の湯 6
・亀の井 別荘———(大分県、由布院)【ランプの精の湯 6
・夢想園———(大分県、由布院)【ランプの精の湯 6
・カムイワッカ湯の滝———(北海道、知床)【ランプの精の湯 7


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4 コメント

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Unknown (こもりく)
2019-11-12 14:32:26
amenouzmetさんへ

もう長く商売をしていますが
どうも馴染めないんです。
ハロウィン…
(なにかわからへんし)

秋は収穫の季節で
実り。
栗とか柿とかお芋とか
むかごとか稲穂とか
そして、紅葉とか、そんなのが
かわらないもので

早すぎるクリスマスも
お正月も

忙しすぎて、息が詰まりそうになる

お店には飾りつけをするんですが
年々、小さく、さりげなく
仰々しくなく をしています。

ささえてくれるお客さんや友達
いつ、来ていただいても
かわりなくいられるように
自分を整えることが大事なことな
気がして^_^
こもりくさんへ。 (amenouzmet)
2019-11-12 23:07:14
正しい感応とおもわれまする。ええ。
Unknown (ハナウタ)
2019-11-13 11:56:08
風情のある街並みですね。
こんなところには、座敷童さんもいらっしゃるのでしょうか。
私事ですが、今週末は道後温泉へ🚌
千尋子の世界観を感じてみるのもいいかも( ˘ω˘ )
ハナウタさんへ。 (amenouzmet)
2019-11-13 14:20:01
道後!イイですねー!
サラサラの透明の、とても良い湯ですよー。
うどんも楽しみですねー(^^)

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