たまにはソロでワビサビ結成20周年展

2019年01月08日

ひたすら磨け

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ここ4年ほど、平日ほぼ毎晩やっていることがある。
フラメンコギターのナットとサドルを削ることである。


そもそも私は、アコースティックギターの弦高調整ということを知らずに50年生きていた訳であるが、GUILD D-55の弦高がどうにも高く困っていたところ、ネットを調べてみると、出てくる出てくる、親切な方々がアコギの弦高調整を教えてくれている。
なるほどアコースティックギターは買ってきたまま使うものではなく、自分の好みの弦高に調整して使うものだったようである。

そして、はまった。

まずはナット。荒めの紙ヤスリでひたすら削る。
弦を張ってチューニングする。
「まだいける。」
弦を緩めて、ナットをはずし、ナットを削る。
これを5回くらい繰り返す。

次はサドル。荒めの紙ヤスリでひたすら削る。
弦を張ってチューニングする。
「まだいける。」
弦を緩めて、サドルをはずし、サドルを削る。
これを5回くらい繰り返す。

ぎりぎりのところまできたらOK、のはずだが、
「あ!削りすぎた!」

翌日最初からやりなおし。

挫折と行き場所のない徒労感を感じながら、明日こそは「ぎりぎりのところで削るのをやめよう。」
と思いながら寝るのである。

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常に10セット以上のナットとサドルを用意してある。
牛骨や黒檀やタスクなど種類も豊富だ。どれがいいかは、よくわからない。

フォークギターは、GUILD D-55、K.yairi YP-W500、FERNANDES 600の3本だが、
フラメンコギターは、この5年間で凄まじく入れ替えた。

毎日調整しているため「もっと弾きやすく良い音のフラメンコが欲しい。」と思ってしまうのである。

田村満 1972 No.700---売却
田村廣 1969 c-40
田村満 1970 No.1500---売却
田村廣 1980 SC-60---売却
田村廣 1975 c-100---売却
ARIA 2006 A-120F-CWE---売却
ホアン・エルナンデス SAMBA 2009
田村満 1972 No.800

ホアン・エルナンデス(写真右)は、2018.12月に入手したばかりである。定価27万円。
これで最後にしようと思ったが、2つ難点があった。
1.指板の幅が狭い。
エレキギターやフォークギターから持ち替えた場合、狭い方が違和感がないなどと言われているが、私はやや広めの方が好き。
2.若干の順ぞり。
弦高は1、6弦ともに3mm前後。悪くはないのだが、あと0.2mmくらい下がれば良いのだが。
これは経験的に、弦をはずし1年ほどギターハンガーにかけておくと順ぞりが治り、理想の弦高になると思われる。(1年間弾かないことを決意。)


2019年、正月に見つけたのが 田村満 1972 No.800(写真左)
オークションで見つけたのだが、なぜかピーンときて落札した。
弾いてみて驚いた。
今までで最も低い弦高。1弦12フレット1.9mm!6弦12フレット2.2mm!調整の必要なし。
きらびやかな倍音。
メイン器になりそうだ。
ピックアップを付けるかどうか思案中。

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2019/1/13(日)
「北の赤提灯フェス(餅)」
st.16:30
¥2000(1杯付)
所)ベッシーホール
(中)南4西6晴れ晴れビルB1F
恒例の餅つきあります!
出演)
岩見十夢
嶋庄
月とプラネタリウム
WHOOPS
ミミ山田(シェッタガーリア)
ゆうゆうぶらり
よこへ(大阪)
ROBOW(大阪)
・・・etc
出店/割烹かぽう、30mArt510

copperdesk20 at 15:18│Comments(0)mixiチェック ライブ 

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