アフターWithコロナ 飲食店はどう動く? ステージ1
ステージ1 In Sydney Australia

飲食店で10人まで入ることが可能。4平方メートルは離れなければならない。

 

これがコロナウイルスの規制解除で、一番最初に出された条件です。

それまでは持ち帰りやデリバリーはできました。

 

5月10日に次の金曜日からステージ1の条件で営業を再開していいと通達。

ちなみにオーストラリア国内全土で適応されるわけではなく、この規制緩和は各州で判断が分かれます。

すでにステージ3の州もあれば、まだステージ1も認められていない州もあります。

 

まだ規制緩和が許されていない都市はメルボルンです。

理由はコロナ感染者がまだ増えているからだと思われます。これから冬に向かうオーストラリアはさらに注意が必要です。

その中でもメルボルンはより南に位置するため寒くなってきており、感染者も増えるかもしれないからという理由もあるでしょう。

 

シドニーも冬に向かって寒くはなってきていますが、今のところ順調です。

 

さて、ステージ1段階で営業再開と通達されましたが、現時点では、ほとんどの飲食店が金曜日から営業を再開する予定はありません。

 

理由はさまざまだと思いますが、

リスタート(再営業)に向けての準備に追われていることが挙げられます。

まずメニュー構成から始まり、今までやっていた持ち帰りやデリバリーと同時進行で仕込みもしていかなければなりません。

なので仕込みの時間がない、新しいメニューを作っている時間がない。

また新しい人材を入れるかどうか迷っているというのもあると思います。

 

どちらにせよ、厳しい制限があるので、今すぐに新しくスタッフを採用するのはリスクがありますし、いざスタートしても、

もしまたコロナが拡散し、またロックダウンになったら、また1からやり直しです。

食材も人件費も無駄になります。

 

なので、どの飲食店も様子をみながら手探りで少しずつ始めています。

 

私のお店も翌週の木曜日からにする予定です。まだMAX10人なので常連さんのみに声をかけて、メニューもある程度制限し、時間も制限したうえでの来店をお願いしようと思っています。

 

実際に何人ものお客様から、いつからオープンするのかという問い合わせがきているので、今は準備で忙しくしています。

またスタッフも最低人数で回すオペレーションを組み立て、少しでも利益につながるように考えればいいのですが、まだ今のところ良い案は出ませんが、少しずつでも進んでいければいいなと思っています。

 

コロナの規制解除の時期は、

メニューを絞り込んで、今まで人気だったものだけを取り入れて食材のロスをなくして、働くスタッフも来店するお客様も時間を制限することで最小の労働力で最大の結果が出せる仕組みづくりをしていく予定です。

 

とはいいながら、私は毎日のように何かしら仕事をしているのですが、ヒマだといっても未来に向けてやるべきことはたくさんあるので、どんどん色々なことを考え実践していきます。

ではまた、営業再開しお客様が来店した時、どんな感じでオープンしたのかアップしようと思います。