すっかり秋めいてきました。
庭工房です。
柿が色づき始めた今月上旬、3本の大きな柿の木をシンボルツリーとする
お庭の改修工事が完了しました。
リフォーム前の写真がこちら。
初めてリビングから庭を拝見した瞬間、大きくそびえた柿の木と
その背後にダイナミックに配置された芝生の築山、
窓から見える、お庭全体の豊かな緑に圧倒されました。
引き続きリフォーム前。
どれだけダイナミックな築山かお分かりになりますでしょうか。
こういうお庭は、作りたくてもなかなか作れない。
こちらもリフォーム前。
植栽がかなり繁茂してしまったとはいえ、素晴らしいお庭の様子が随所に伺えます。
聞けば、雑誌やテレビでも何度か紹介されたことがあるお庭だそうで、
リフォームのお話で呼んで頂きながらも、気づけば
「いやぁ。改修するのは勿体ないかと。。」
と、最初は極力、最低限のお手入れで済ませる手はないものかと悩みました。
しかし。
お庭だけで200㎡の広さがあるお宅です。
お施主様も時がたち、年代が上がるにつれ、植栽の手入れが追い付かなくなったこと。
大きな築山も、高低差があり平地の部分が少ないため、庭としては使いづらいこと。
庭の一部は臨時の駐車場にして、有効に使いたい。
等々、様々なお悩み・ご要望がありました。
改修の計画をするにあたり、植栽がらみや、使いにくい部分は
思い切って新しいデザインに変更しつつも、
以前からのお庭で残せるものは、そのデザインのまま、
目立たぬよう改修し、今後、あまり手を掛けずとも維持できるようにしました。
柿の木のある名庭といえば、東京町田の旧白洲次郎・正子邸(武相荘)ですが、
こちらのお宅の3本の柿の木も、威風堂々。
素晴らしいシンボルツリーでしたので、その柿の木を中心とし、
周りに人工木のウッドデッキ。
さらに御影石の板石で、新しく改修した部分と、古くからのお庭を繋ぎました。
古くからのお庭で、半ば土に埋もれていた敷石も掘り起こし、
新たに飛び石や延べ段として配置。
再びリフォーム前。
芝生の築山を削り、2台分の臨時駐車所に変身したエリアです。
お庭全体が極力、以前の雰囲気も残したまま、
しかし広々すっきり、使いやすい空間になってくれていたら良いなと思います。
又、大きな柿の木の下で、ご家族が共に過ごされる時間が増えると良いな、
と楽しみに思っています。
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