高齢者とのコミュニケーション法 ~リクルートメント現象~
のつづきです。
職場の上司や学校の先生に、自分の想いを伝えたい。
でも、年配の方に想いを伝えるのって、なかなか難しいですよね。
だって、聞こえが落ちているんですから。
20歳を過ぎると、みんな感音性難聴になって行くんです。
だから、年配の方は、特に高い音が聞こえないんですよ。
そして、このブログでは、聞こえが落ちているメカニズムについて、
少し知識を付けて行きましょう。
意外と知られていない感音性難聴の、もう一つの特徴が、
「小さい音が聞こえない。でも、大きい音は普通の人と同じようにうるさい」 なんです。
ちょっと耳が衰えてきた方が身近にいたとして・・・
普通に話しかけたんじゃ聞こえないから、大声で話したら、
うるさい!
って言われちゃった。
こんな経験をされた人、いるでしょう?
これは、 リクルートメント現象 と呼ばれる、感音性難聴に
特徴的な症状なんですよ。
決して、おかしなことでも、その人の性格が悪いのでもないんです。
例えば、テレビを見ている時などに、役者の声が小さくいからボリュームアップ!
しばらくして、物が壊れるシーンなどになった時に、音が大きくて
ビックリ!
慌ててボリュームを下げたなんて経験ありませんか?
若い人にはピンと来ないかもしれませんけど・・・
ほらほら・・・隠さないで!
あるでしょう?
実は私も40歳を過ぎたあたりから、これを頻繁に感じるようになりました(泣)
つづく-> 高齢者とのコミュニケーション法 ~音の大きさの感覚が変わってしまうんです~
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