高齢者とのコミュニケーションを円滑にするために ここまでをまとめ読み! その3
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高齢者とのコミュニケーションを円滑にするために ここまでをまとめ読み!
高齢者とのコミュニケーションを円滑にするために ここまでをまとめ読み! その2
のつづきです。
高齢者(シニア)は頭がボケてきてるから、まともにコミュニケーションが
取れないのではなく、聴覚の能力が落ちているせいで、相手の言っていることが
良く聞こえないだけな場合が多いのです。
加齢によって現れる様々な聴覚の機能低下を、知識として、しっかりと知っていて
ください。
それを知らないと、高齢者(シニア)をバカにしてしまったり、不必要な気を
使ったりして、コミュニケーションが円滑に行かなかったり、ダンダンと疎遠に
なってしまったりするのです。
ネット上で、高齢者とのコミュニケーションに関して検索してみると、実に様々な
サイトがヒットします。
中には、接客やマナーに関するセミナーの類も多いですね。
そういったものを見ていると、
大部分が精神論
です。
優しく接しましょう とか 丁寧に説明しましょう とか・・・
当ブログを読んでくださっている皆さんには、既に、お分かりでしょうね?
優しい気持ちが不必要なわけはありません。
そんなことは、誰にだって分かります!
だから、そんな話、お金を払って聞く価値はありません!
それ以前に必要なのは、正しい知識と、その根拠と、そして、
具体的にどうすれば良いのか
という実践的な方法です!
例えば、高校野球を考えてみましょう。
甲子園に出てくるような強豪校の選手たちは、皆、高校生とは思えないような 精神力です。
礼節をわきまえている選手も多いと聞きます。
やはり、あそこまで行くには 高い精神性 が必要なのでしょう。
しかし、では、彼らは、野球に関する知識や技術を身に着けずに、精神論だけを
学んで甲子園まで来たのでしょうか?
違いますよね?
気の遠くなるような練習の中で学び、身につけてきた知識と技術に強い精神力が
伴ったときに、あのような素晴らしいプレーが産み出されるのです。
高齢者(シニア)とのコミュニケーションも 同じです!!
ここまで、この記事のシリーズでは、高齢者の聞こえの特徴、特性について
お話してきました。
↓↓また、実際に高齢者に聞こえている音を体験して頂いています↓↓
これらで、まずは、高齢者の聞こえに関する基礎知識は身に付きました。
まず、この時点で、 驚いた 方も多いことでしょう。
耳が遠いって、単に大きい声を出せばよいと思っていませんでしたか?
実際、↑の動画のような音で、しかも音量をすごく小さくしたような状態が大部分です。
ですから、大きい声を出さなければ聞こえないことは事実です。
でも、↑の動画を見て、聞いてもらえれれば分かると思いますが、
あれが単に大きくなっただけなら?
うるさいだけで、言葉の内容は分かりませんよね?
コミュニケーションがストレスになるだけです。
だから、知識の上に、どうすればよいのか?の技術も必要になるのです。
それを皆さんに伝えて行くのが、
オトデザイナーズのミッション
なんです!
精神論だけでは、
より良いコミュニケーションは
実現しないのです。
さて、それでは、具体的な方法とは、どういうことでしょうか?
これまでの、この連載を読んで頂いた方には、シニア世代の方々の聞こえが、
実際にどのようになっているのかは、だいたいご理解いただけたでしょう。
そこで、今回からは、具体的に、どのようにコミュニケーションを取れば良いのか
という実践的な方法について、お話して行きましょう。
まずは、単純ですが、
ゆっくり、ハッキリ
話すのが基本中の基本です。
しつこいようですが、まだの人は↓を聞いてください。
こんな状態で聞こえている人に、大声で話しかけても、
かえって不快になるだけで
何も伝わりません。
言葉は伝わらないけれど、相手が大声でしゃべっているのは分かります。
だから、感情的な軋轢(あつれき)が増すだけなのです。
でも、ゆっくりはできても、ハッキリは難しい?
だったら、口を大きく開けて しゃべるように心がけてください。 そ
れだけでも、グンと「伝わる」ようになります。
つづく-> 高齢者とのコミュニケーションを円滑にするために ここまでをまとめ読み! その4
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