こんにちは。離婚カウンセラーのゆらこです。
浮気と言えば、法律上も認められる離婚原因のうち、最もよくあるものではないかと思います。
今回は、普段離婚相談を聞いている中で感じた、男性(夫)の浮気と女性(妻)の浮気の違いを3つの点からみてみます。
あくまで一般的なケースということで、このパターンに当てはまらないこともありますから、くれぐれもご了承ください。
1.夫の浮気は証拠が取りやすく、妻の浮気は証拠が取りにくい
男性の浮気は証拠が取りやすいです。
夫の浮気が疑われる場合、「あなた浮気しているんじゃないの?」と言ってしまうと、夫の方も警戒していろいろ小細工を始めます。
けれど、こちらが疑っていることを知らなければ、男性はほとんど警戒していないので、証拠がゴロゴロ落ちています。
本当に、女性から見ると「何でこんなに脇が甘いのか?」と思います。
一方、女性の方は、浮気の証拠なんて残しません。
そもそも、夫は妻の変化にも鈍感です。
その上に証拠もないんですから、女性の浮気はなかなかバレないのです。
2.夫の浮気は本気になれば離婚になりやすく、妻の浮気は本気でも離婚しないまま続くことがある
男の方が遊びで浮気するというイメージがあるかもしれませんが、今どきの浮気は、男の方が本気になりやすいと思います。
夫が浮気した場合、相手女性ののぼせあがり、比較的短期間のうちに妻に離婚してくれと要求してくるケースが多いです。
実際には「離婚してくれ」なんてかわいいものではなく、「(お前が悪いんだから)離婚しろ」という感じの強硬な要求になります。
浮気夫を持つ多くの女性が言ってることですが、目つきが普通じゃなく、人が変わったようになることもあります。
一方、女性の方は浮気しても、簡単に離婚は決めません。
女性は、浮気していても比較的冷静ですから、現実的なことも考える余裕があるんです。
だから、好きな人はいるけれど、家庭は家庭で守りたいと思う女性も珍しくありません。
女性は一度に二人以上はなかなか愛せませんから、遊びというのとはちょっと違います。
夫との関係が冷めているからこそ女性として求めてくれる彼が必要、でも現実的なことを考えると今すぐ離婚はできないということなんです。
だから、妻の浮気の場合、いつかは離婚したいと思いながら、水面下で何年も続いていることがあります。
3.夫の浮気相手は戦いを挑んでくる、妻の浮気相手はこそこそする
夫の浮気相手の女性は、妻にライバル意識を持っています。
「私の方が愛されてるのよ!」というのを誇示したいんです。
ですから、相手女性が自ら証拠をばらまいてくれることもあります。
それも、夫の浮気がバレやすい理由の1つです。
妻が文句を言いに行っても開き直る女性も多いですし、略奪婚も多いですから、ドロ沼化しやすいです。
一方、女性の浮気相手は、夫にライバル意識を持っているなんてことはありません。
自分の方がいい男だという自信すら持ってないことがありますから、夫と張り合う気持ちはないんです。
浮気は基本的に女性任せで、男性がリードしているケースは少なく、浮気相手になる男性はこそこそしている印象です。
また、男性が略奪する略奪婚は少ないです。
結局、夫、妻、どちらの浮気であっても、リードしているのは女性側と言ってもいいかもしれませんね。
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