SEAWEST blog

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同人ゲーム制作サークル「SEAWEST」(しーうぇすと)のブログです。

ご無沙汰してます。

SEAWEST代表の缶三郎です。

 

この度サークルSEAWESTの活動を終了することにしました。

以前から実質的に活動終了していたので本当はもっと早くお知らせするべきだったのですが、改めて報告するというのも少し気が重くて今日まで遅くなってしまいました。

年末も末で申し訳ございません。

 

制作予定だった「春の日に道が続く(三)」など、続編も発表できず終いで、関係していた方々や気にかけてくださっていた方々には本当に申し訳ない限りです。

 

活動終了の理由ですが、シンプルに言うと、代表・企画・シナリオを担当していた私の創作意欲がなくなったためです。もう数年前からずっと意欲はない状態でしたが、形だけの未練でサークル自体は存続させている状態でした。このまま自然消滅でもいいかとも思っていましたが、今まで多くの方に関わっていただいたサークル活動でしたので、どこかで区切りはつけねばと思った次第です。

 

SEAWESTと関わりを持っていただけていた方々、本当にありがとうございました。とくに活動の後半は外注も多くなりましたので、ご迷惑も多くお掛けしたと思いますが辛抱強く付き合って頂け、ご協力を頂けたこと感謝致します。

そして作ったゲームをプレイしてくれた方々、とくに感想コメントなどくれた方々、めちゃくちゃ嬉しかったです。楽しい時間をありがとうございました。

 

また公開している作品についてですが、

現在までBOOTH様にて販売していた『Summer!』の販売は終了として、しばらくしたらフリー公開しようと思っています。

既にフリーで公開していた作品は基本的にはそのまま継続するつもりですが、なにかあって公開終了したら、そこまでという感じにしようと思います。

ご理解のほど願います。

 

最後に、サークルの(元)メンバーについて。

SEAWESTは2009年から地元の友人たち5~6人くらいで活動開始して、メンバーの入れ替わりや脱退やらを経て、Summer!を作ってる頃からは自分(缶三郎)とつんの2名体制となりました。

二十歳過ぎくらいからはじめた活動で、自分の重すぎる思いが暴走して、たびたび大惨事を引き起こしていたこと本当に申し訳なかったです。

作るのに技量がない分を魂でカバーだ!なんて勝手に思い詰めて、周りのメンバーにも暗にそれを求めて圧迫していたこと、自分の人としての未熟さを今はただ苦々しく思うばかりです。ごめん。

 

 

そんな未熟さの煮詰まったSEAWESTの作品たち。

苦々しい面があるんですが、その苦々しさを味わいたい方は

プレイできるうちにプレイしてみてください。

 

 

それでは、今までどうもありがとうございました!

 

 

SEAWEST代表 缶三郎

どうも、缶三郎です。

久しぶりのブログ更新です。
2か月以上開いてしまいました。

この間に何をしていたかといえば仕事をしてました。
前回、書いたように自分はワーカホリックではないことが判明したので、
思う存分に仕事をしてました。

とくに楽しくはないのですが、充実感はあります。
仕事はひと月も頑張ればいくらか成果がでるので、同人活動と比べるとコスパが良いです。
ただそうやって調子乗ってると次々に面倒な仕事に連鎖してしまうのでワークライフバランスを考えると良くないです。

難しいところですね。

あとはもう、最近はちょっと諦め気味というか、
人生あるあると思いはじめましたが、
思わぬところから生じてくる問題に生活レベルの見直しを迫られたりします。

2020年もしんどい年でしたが
2021年も終わり間際までしんどい年となりました。

平穏をかき乱すのものは敵だと思っていた若かりし頃ですが、
今では不穏こそが人生のデフォルトだぜ!と思い直してます。

そう思えば、抱えてる潜在的リスクはまだまだ沢山あるわけで、
現状の生活が過ごせてるだけ、ぎりぎり幸運かも?と思えなくもないわけです。


まあ、それはおいておきまして。
春の日に道が続く(三)の話です。

感染状況が下火になった先月、タイミング的には今しかないと思って、
岩手にロケハン(シナハン?)行ってきました。

もう1年半以上?温めていた話のメイン舞台となる念願のロケハンでしたが、
結論から言うと、舞台設定の見直しに至りました。

ロケハン1日目にして自分の中で「なし」と思いが決着してしまいました。

がっくり来ましたが、2日目からは普通の旅行と割り切って観光を楽しみました。

考えていたロケ地と花巻が近くだったので急遽、宮澤賢治の史跡巡りなどすることにして満喫です。
羅須地人協会跡地、賢治の眠る「雨ニモマケズ」の詩碑を前にすると色々と頭をよぎるものがあります。

「欲はなく……」
昔は賢治の思い描く理想像に憧れてたはずなのに、
いつからかそういうのを青臭いと否定するようになった自分。

いったい、いつから変わってしまったんだろうか、とか。

北上川の川べりを歩きながら、じっくり感傷的に人生を振り返ります。

天気もよく、周囲に人影もなく、何にも邪魔されない贅沢な時間でした。

あとはすぐ近くの桜地人館、めちゃくちゃ素敵な所でした。
雰囲気が個人的にドツボです。

ちなみに、そこで詩碑の除幕式を映したビデオが見られます。
著名な高村光太郎の手による詩碑、歴々の町長をはじめとしたお偉方たくさん出席しての壮大な除幕式で、
刻まれた詩文との対比がなんとも皮肉な感じですし、
そこで賢治の母親、腰の曲がった小さなお婆さんが詩碑を前に手を合わせている姿なんかを見ると、
宮澤賢治も普通の人の子だったんだなというのが感じられて、新鮮でした。


花巻、良いところ。
 

賢治詩碑から見下ろす「下ノ畑」

こんばんは、缶三郎です。

とくに書くことのない日々を過ごしています。
それなので先月はブログも書きませんでした。
創作的なことはほぼ皆無で、仕事漬けの日々です。
寝ても覚めても仕事のことばかり。
10年近く同じ仕事をしてるのに、余裕のなさは一向変わりません。

以前、本で読んだのですが、
画家の平山郁夫先生は藝大学長の頃、どんなに多忙でも校門から一歩外に出たら仕事のことは忘れ、
毎夜、ひとりの画家として自身の作品と向かい合っていたそうです。

背筋が伸びます。

僕は平山先生大好きですから、
憧れと尊敬の念をもって真似しようと思いましたけれど、
これが3日と続きません。

日曜に、「よおし、明日から頑張るぞ! 定時で帰って創作するぞ!」と鼻息荒くして。
月曜日は想定より1時間くらい遅く残業して、時間確保のために睡眠時間を少し削ります。
火曜日は睡眠不足でテンション下がり、ダラダラ残業コースに突入。帰ってからは、わずかな作業をして自分を誤魔化し、明日は頑張るからと早めに就寝。
そして水曜日くらいになると、たいてい何かしら想定外のトラブルや仕事が生じて、「今日はもう無理だ(気持ち的に明日も無理だし)、週末に頑張ろう」と諦めモードに入ります。
もちろん週末は平日に溜めに溜めた疲れや悩みに振り回されて、「また今週も何もできなかった!」という焦燥だけを抱えて終わります。

ずっと、そんな感じです。
最近はさらに悪化して、失敗がわかりきってるのでトライすらしなくなりました。
 

もういっそ、と開き直って仕事ばかりしてます。
新人時代を思い出すワーカホリックぶりです。

と、ここまで書きまして。

ワーカホリックって実際どういう状態だろう、ニュアンスでしか知らないから調べてみようと思いググってみたら、
ワーカホリック診断(質問紙形式のお遊びっぽいです)という感じのサイトが見つかりました。
当然、ワーカホリック判定されるだろうと思ってなんとなくやってみたら、
あなたは全くワーカホリックではありません。仕事の効率が悪いだけです。
と回答されました。

けんもほろろですね。
けんもほろろ、なんてことば初めて使いましたよ。
馬鹿正直に書けばいいってもんじゃないでしょう、もうちょっとことばをオブラートに包んで欲しいんですけど、
まあいいや。

当初このブログで書こうとぼんやり考えていた落としどころも忘れる衝撃を受けましたので、
この辺で終わります。

明日からは心を入れ替えて真面目に働きたいと思います。

それでは、また。

カラスウリいいですよね。『老人と少女』において、つんの意見を無視してカラスウリを取り扱ったのは思い出すだけで恥ずかしい失敗だと思っていますが、カラスウリ自体は今でも好きです。