6月 活動報告 | SEAWEST blog

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同人ゲーム制作サークル「SEAWEST」(しーうぇすと)のブログです。

こんにちは、缶三郎です。


最近越してきた家の前にはしゃれたもんで薄紫色のあじさいが咲いており憂鬱な梅雨の数少ない楽しみのひとつでしたが、昨日朝には目に見えて枯れはじめ、撮影していなかったことを後悔している中で梅雨明け宣言を聞きました。




あじさい枯れて夏到来。
今年はまた一段と暑くなりそうですね。

夏ということで、サマーバケーション(仮)の季節です。
サマーバケーション(仮)、いつまでも仮タイトルじゃ締まらないですし、
素敵なタイトルをつけたいところなんですが、めちゃくちゃ難航しております。


こ、これだ!いける!いけるぞ!
と感じた作品タイトルに2、3回くらいたどり着いたのですが、なんだかんだあって全部没です。

タイトルって難しいですね。
「春のうらら」の時も随分と苦慮して開発開始から1年近くは「青春18Skip!!」(仮)だったような気がしますが、
それよりも難航してます。

なんだかんだサマバ(仮略称)は16年の夏の終わりごろから作り始めてますんでもうすぐ2年経ちます。

途中、別のを作ってたり、完成シナリオ全没してキャラクター設定から練り直しとかを経てますけれど、
それでも2年ですよ。
恐ろしいことです。

でも「春のうらら」は4年かけましたからね。
それに比べりゃ半分ですし、まーいいか。


嘘です。よくないです。
制作サポートしていただけている方にとてもご迷惑をおかけしております。
申し訳ないです。


さて続いてこのブログ記事の建前である進捗報告です。

まずシナリオですが先月時点で2/3ほど書き上げて完成間近といいましたが、
今月も頑張って現時点で全体の3/4ほど終わりましたので引き続き完成間近です。

以上、終わり。

不思議なもので、本来はシナリオ書き終わって翻訳作業をつんにお願いしているはずだったんですけどね……


今月のブログでは、直接的に関わるわけではない気楽さで

翻訳の難しさについてピーチクパーチク語ろうと思っていたのですが、

そんな計画も全部おじゃんです。

ベンヤミンの「翻訳者の課題」から翻訳の目指すべきところを引っ張ってきたり(まだちゃんと読んでません)、
詩歌の鬼たる福原麟太郎・吉川幸次郎の『二都詩問』での翻訳が孕む問題提起(たとえば「我輩は猫である」に最も近しい英語表現がI am a cat.だと言っていいのか?)だとか、
田中伸一の『アクセントとリズム』等を持ち出して言語学の観点から、言語ごとでのリズムの違い(フット基準とモーラ基準)と見せかけ実はより包括的な韻律範疇の繰り返しの視座から捉えられる話だとか、

完全に僕のキャパを越えた話題について勉強がてら話して、

賢い奴だと思われよう作戦をしようと思ってたんですが(頭悪そう)、
残念ながらそんな悠長なことを言っていられる暇がなくなりました。

来月は来月で、7月30日にはちょっと別の話題を書こうと思ってるので次回はないです終了です。
仕方ないのでひとりこそこそと勉強しておくことにします(でも、こういう時は絶対しないパターンですね。そもそもアウトプットしない知識なんて秒で抜けますし)

さいごに。

今回外注で依頼してるキャラクターイラストが続々とできてきているのですが、
めちゃくちゃ良いです。ビビります。
絵うますぎて非常にありがたいのですが、

一方でゲームの中身がしっかりしないとバランスとれないなーと身が引き締まる思いでございます。

夏が終わる前には、素敵なキャラクターイラストをちょっと公開できたらいいなと思っております。