2019 リノ・ナショナルチャンピオンシップ ~ ポールポジション
「バロンズリベンジ ナンバー14 予選1位ポールポジション獲得!」メールが入った。
ブルージェットのマークを付けて、日本から僕の思いは、その飛行機にある。
世界で最も古い歴史を誇り、「空のF-1」、僕が知ったのは30年前だった。
アメリカ、ネバタ州のカジノの街リノにその舞台の飛行場がある、標高の高い空港である。
世界大戦機部門は、凄腕のパイロットしかいない。
アジア人は歴史上1人もそのハードルの高さを超えられない。
「タケ、いつロサンゼルスに来るんだ一緒に飛ぶの楽しみにしてる」
クリス・ラスティングからのメールを受信して胸が熱くなる。
「出場するだけで価値ありますよ」秘書のYukiが言う「まさか優勝狙ってるのですか?」
僕はチャンピオンに指導を受けて飛びたい。
優勝を祈る
bluejet