これぞ美味しいイタリア料理 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

さて、イタリアは8月に入り、バカンスモードがマックスです。

フィレンツェ市内の住宅地は人の少ないことったら…

お友達たちもほとんどがアルプスの山やら、海やら、外国やらに旅立ちました。


私たちは…





フィレンツェです。



ずっとフィレンツェです。



観光客でもないのにフィレンツェです。
しつこい。



ピピウの点滴は1週間に2日外れるようになりましたが、連続2日外れるわけではないので、旅行に行ったとしても1泊2日。

ま、それでもいいんですが、イタリアもかなりの猛暑でして、そんな中、点滴をしていない(水分とカロリー補給が通常より少な目の状態の)ピピウを観光に連れ回すのは怖い。


そんな訳で、私たちは今年の夏もずっと

フィレンツェです。
言うのこれで最後にしときます。




でも、去年の8月は

家⇒NICU⇒家

だったことを考えると、今年はピピウも元気だし、少しの自由はきくし、満足です。



というわけで、時間はあるのでトマトソース1年分を先週末に作りました。


ダンナが。



基本的に毎年作ってるんですが、これが結構な大仕事。
まる一日かかります。
片付け含めたら1日半。

だから去年はもちろんできませんでした。

費やす時間を考慮すれば、いくらトマトが安かろうとも、スーパーで売ってるトマトソースを買った方がきっとお得なんでしょうが、


やっぱり味が違うんです。


このトマトソース、イタリア人にとってはマンマの味。

でも、最近は手間がかかるので、作る人が減っているようです。


そんな中、私のイタリア人ダンナはこれを作るのが夏の楽しみの一つ。

私はそれを食べるのが楽しみの一つです。


今回使用したトマトは20kg。



20kgで1000円ほどです。

上の写真、加工してません。

本当にきれいな赤で、そのまま食べても美味しく、きれいなトマトでした。




これ、トマト10 kg分のソースです。
なので、この写真の倍のトマトソースができました。

できたトマトソースは瓶に入れ、蓋をして、煮沸して瓶のなかの空気を抜き真空状態に。

これで、1年くらい持ちます。


ソースを作ったその日は、鍋に少し残ったソースでスパゲティパスタ

お腹ぺこぺこだったので一人100gのスパゲティ!
山盛り!



パルミジャーノをたっぷりかけて。

以前にもブログで書いたと思うんですが…

2004年からイタリアに住んでいて、なんだかんだで一番美味しいイタリアンなんじゃないかと思うのはこの一皿。

真夏の完熟トマトで作った手作りトマトソースのスパゲティ。

シンプルで飽きがこない。

ソースも市販の物に比べ酸味が少なく、香りもいいです。

日本でいうとなんだろう?

出汁が決め手の素うどん(かけうどん)みたいな感じでしょうか。


これまた別の日はニョッキで。






便詰めしたソースは当分開けないほうがいいので、涼しくなってきた頃に、このトマトソースを活用して、いろんなパスタソースを作りたいと思います。

…ダンナが。



料理好きのダンナで助かった…。ふー



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