アレッツォ県のほうまで行ってきました。
目的はミケランジェロさんの家に行くこと。
ミケランジェロさんてご存じですか?
きっとご存知のはずです。
フィレンツェ市庁舎前に立つダビデ像(現在本物はアカデミア美術館の中ですが)とか、バチカンのシスティーナ礼拝堂の"最後の審判"とか…いろいろ有名な作品を残しているルネッサンス期の天才です。
日本人にも歴史の教科書でお馴染みかと。
実は彼、フィレンツェ出身ではなく、トスカーナ州アレッツォ県の山奥の出身なのですね。
(カプレーゼ・ミケランジェロという小さな町です。)
そんなわけで、ミケランジェロの生家を訪ねてきたのでした。
生家に着いてまず思ったのは、こんな山奥で生まれたんだなという驚き。笑
生家はこんなに緑豊かな場所にあります。
現在、生家は美術館になっており、現代アート作品やミケランジェロの作品のレプリカが展示されています。
庭に出ると、そこにも作品が。
中でもピピウはこの雲の作品を気に入っていました。
「雲だ!きれいね~。」
とピピウ。
"きれい"とか"おもしろい"をちゃんと感じられるようになってきたんだね。
もちろん、ミケランジェロの作品を見たいなら、フィレンツェやローマ、ミラノへ行ったほうがいいです。
ミケランジェロの生家はあまり知られていません。
有名な観光地でもありません。
でも、ここはここで、なんだか落ち着ける場所で…
歴史に名を残し、現在も世界中の人々から称賛される作品の数々を残した天才が生まれた場所だと思うと、なんだか不思議な気分になれます。
これもイタリアに住んでる特権。
トスカーナ住んでる特権。
美しい緑と、ルネッサンス期の巨匠の足跡を感じ、トスカーナに帰ってきたなー!と思ったのでした。
あ。
久しぶりの外食。
ミケランジェロの生家に行く途中、この地域に来るとよく行くレストランへ寄ってランチ。
トリュフとポルチーニのパスタを食べました。
あぁ…秋の味。
あぁ…トスカーナの味。
トリュフの味はまだピピウにはナイショです🤫
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