今帰仁城 | 風樹のブログ

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最近は見る夢の話がほとんどです。あと、たまに屋久杉。


久高島に行く前日。


今帰仁村に宿泊し、夕方に那覇へ行く途中、

今帰仁城に朝一番に行って来ました。


朝の8時から開園してるのは、旅行者には嬉しいことです。


一番乗りかもと思いつつ、ゆっくり上っていきました。
本当は、隣にある御嶽に行くつもりでしたが切符売場のスタッフさんから情報をお訊ねしたら、「今日は雨が降って滑りやすいから無理でしょう」と言われ、すんなりあきらめました。

こういう時は、無理して山は登らないほうがよろしいでしょう。

けど、場所はしっかり確認したいので入口まで行って、そこで簡単に手を合わせて「また来ます」と、戻って来ました。

そんなことで、次のバスの時間までの持ち時間は全てこの場所に投入出来るので、ずいぶんのんびりと心地よい風に当たりながら歩き回りました。

見晴らしのよい場所からの眺めはなかなか。

実は、このとき虹が発生しつつありました。

赤い屋根の上に微かに見えたのです。

あちこちと見る場所が結構ありました。

今帰仁城は、琉球の歴史のなかでは重要な場所だったみたいです。

でも歴史のことより、吹いてくる風に気持ちが向いていて、しばらくベンチらしきものに腰掛けてずっと海のほうを眺めてすごしました。

その間も、誰一人観光に訪れる人はいませんでした。

バスの時間があるので、「仕方ない」と腰をあげて下ってると、

さっきみえた小さい虹が完成してました。


うっすらだけど、肉眼では結構はっきり見えました。


写真撮る時には、消えかけてるときだったと思うし、拡大してもこんな感じだけど、

本人は大喜びでした(笑)

自分一人しかいない場所で、こんな虹が見れたのは多分人生初です。。。。


後に、下に降りて売店のおじさんに話したら虹が出てたことに気がついてなかったみたいで。

虹を独り占め感がありました……(笑)

今帰仁城でのタイミングは、とっても素敵なメッセージだと思いました。

そして、今回の旅で、琉球王朝開闢にまつわる7御嶽をほぼ巡れたことになるかもです。

ほぼ、というのは、やはり今帰仁城の隣の御嶽には完全に入れてなかったので。


こちらの入口まで、ということで、次回の旅に期待したいと思います。

しかし、一番の難所の安須森御嶽は無事に死なずに戻ってこれたことが、今回の何よりの喜びです。

冗談ではなく、安須森の御嶽は、半端な気持ちでは決して登るべき場所ではないと感じた場所です。

あまり御嶽について語れる立場ではないのですけど、やはり神聖な場所として敬意を持って望むべきかと思います。

今帰仁の御嶽にのぼらなかったのも、そうした気持ちからの考えでもありました。



けれど、またもし、「来てもいいよ」と感じたならぜひいつかの機会に訪れたい今帰仁の場所でした。。。


旅行から戻って数日が過ぎましたが、最初の2日は泥のように眠ってばかりいました(笑)。

3日目に見た夢は、自分の目が3つ目になってる夢。

目は閉じてるが、映像はちゃんと見えてる。。のを確認しながら……。

けれど3個目の目は、眉間にではなく、なぜかこめかみについてました。

(なんでこんな変な場所に目があるんだ……これじゃ化け物じゃないか……、)


そう思いました。

夢のなかでは、さらにいまは亡き父が現れて「何かおかしなものを見たのか?」

と、聞かれた。


最初はとぼけてはぐらかしたたけど、開き直って「そうだよ。また変なのが来てたよ…」

と、正直に答えました。


旅行から戻ってきた時、また余計なものも一緒に来てしまったらしく……。


そして、しばらくして離れて行ったようです。


6日目にして、やっと自分が戻ってきた感覚になれました。


奄美と沖縄では神様を肌に感じつつ、その反対も一緒に背負っていたかもしれない、見えない領域でも広範囲な体験してました。。。。