ポモナの特徴「助け合い精神」 | AT POMONA COLLEGE

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LA郊外のリベラルアーツカレッジでの大学生活

 

2年生のゆりえです。

 

私もさらを真似て、改めて自己紹介します。

小6の途中から中学、高校までをシンガポールのインターで過ごし、
2018年にポモナに入学しました。コンピューターサイエンスを専攻します。

 

 

ポモナの特徴「助け合い精神」

 

 

秋学期、私はいわゆる「Sophomore Slump」というやつになりました。

アメリカの大学でよく聞くフレーズで、Sophomore(2年生)で経験するスランプのことです。

 

1年生を終え、夏休みをシンガポールと日本で家族と過ごし、インターンもやり(すごく楽しかった!別の機会に書きます)、気持ち新たにキャンパスに戻りました。

 

「自分はSophomore Slumpになんてならないぞ」と、2年目の生活に希望を膨らませて、新しい
部屋に入ったのです。

 

するとなんと3日目に、そのスランプが私の所にやって来てしまったのでした。

 

 

 

親友たち(男女2人)との夜ご飯をドタキャンし、授業後、新しい寮の部屋に帰ってくるなり

ソファーに転がったまま全く動けなくなってしまったのです。

 

 

私は何を感じていたのか?・・・それはこうです。

 

 「キャンパスに帰ったらあんな事をしよう、こんな事もしよう」

 「2年目からはやるって決めてた、自炊もしよう!日本で料理本も買ったし」

 「運転免許も取りたい」

 「夏に車を実家から持ってきた友達たちと週末はLAのビーチに行こう」

 

 

・・・それが、始まって3日目に「そんな余裕など、あるはずもない」という現実にすぐ気付いてしまったのです。

 

「理想と現実のギャップ」に気付き、「楽しい2年生」という文字が、ガラガラと音を立てて割れ、上から落ちてきたのでした。

 

さらにその上から「プレッシャー」という巨大な文字が、覆いかぶさってきたのでした。

 

 

携帯の着信に全く応じない事を心配し、部屋に探しに来てくれた友人たちを見上げて私は、

 

 「あれもきっと出来ない。これもきっと出来ない」

 「時間がない。時間なんてこれっぽっちもない」

 「出来ない。なんにも出来ない!!」

 

と怒ってわめくと、友達が、

 

 「出来るよ」

 

と言ってくれました。

 

 

 (念願叶ってようやく週末ビーチに!でもその後は忙しくて行けず...)

 

 

海には行けたものの、しかしスランプはずっと続きました。

 

  2年生になって格段に難易度が上がった、授業......

 

  皆が忙しくなったことで脆くなりかかった、友人関係......

 

  もう少しでオファーが出るところビザの問題でダメになった、アメリカでのインターン.....

 

 

 

けれどそのスランプの中で、私はポモナ生の間に昔から根付いている「あるもの」を、
初めて経験することになりました。

 

ズバリ、噂には聞いていたポモナの「助け合い精神」です。

 

在学生や卒業生から聞いてはいたのですが、「そんな当たり前なこと、そこまで重要?」と
実は思っていました。

 

しかし今学期、このスランプの中で私はこのポモナの助け合い精神を強く感じることに
なりました。

 

 

これは、どの大学にもあると思ったら大間違いです!!アイビーリーグをはじめとした、アメリカの Selectiveな大学に通う高校の友人たちからは「競争も多くて疲れる」という話を時々聞きます。(もちろん学校にもよりますが!)


 

この話は「助け合い精神【私の場合 ①】」に続きます!!

 

 

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