社会で必要とされる能力は、社会環境変化にともない変化しています。

変化に対応していく力が、本当に大切な力なのかもしれません。

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営業とWeb集客に強いビジネス心理コンサルタント漆沢英一です。

学生に期待する資質、能力、知識

2018年4月17日の一般社団法人日本経済団体連合会産業界（経団連）によるアンケート。

「高等教育に関するアンケート」で、企業が学生に期待する資質、能力、知識として以下の要素が必要とされると結果が出ています。

第1位：「主体性」
第2位：「実行力」
第3位：「課題設定・解決能力」

出典：「高等教育に関するアンケート」主要結果　2018年4月17日　一般社団法人日本経済団体連合会

これらは、個人事業を営むうえでも大切な能力ですよね。

第1位：「主体性」

主体性とは、自分の意志・判断によって、みずから責任をもって行動する力のこと。

会社員と違い、自分の意志・判断によって、みずから責任をもって行動する主体性がなければ、個人事業主としては成り立たないでしょう。

例えば、集客においても、だれかに言われた事を「いやいや」するのではなく、どうすれば集客できるかを自分で考え、判断し自己責任で行動する主体性がなければ、何時までも結果がでることはありません。

「主体性」、個人事業主にとっても一番大切な力・能力です。

第2位：実行力と行動力の違い

また、実行力＝計画や理論を実際に行える能力も同じように必要です。

実行力とは、単純に行動するだけではなく、しっかりと目標を見据えた計画を立て、そ達成する力でもあります。

仕事で「PDCA」を回していく事にも必要な力、それが実行力です。

第3位：課題設定・解決能力

仕事の課題の中で、本当に必要な課題は何かを設定する力、それを解決する力が「課題設定・解決能力」です。

問題を解決するためには、何が課題なのか、本質は何なのかを設定することが重要です。

表面上の問題や目先の利益にとらわれず、本質をとらえる事。

それが課題設定で必要とされることであり、問題解決につながる事でもあります。

社会で必要とされる能力は変化しています。

社会で必要とされる能力は、社会環境変化にともない変化しています。

2020年も新型コロナウィルスにおける影響や、法律の改正、社会風潮の変化など、さまざまな社会環境変化が起こっています。

例えば、民法の一部を改正する法律（「改正法」）も、一部を除いて令和２年4月から施行されています。

120年間、変更がなかった民法。

「社会・経済の変化への対応」の観点と、「国民一般に分かりやすい民法」とする観点からの改正となっています。