夫の願いは一つです。
妻と子供に帰って来てほしい。
妻に謝りたい、妻とちゃんと話しがしたい。
近くに居た時はいくらでも話しかけることができたのに、今まではそれを避けてきた。
居なくなってみて、初めて伝えられないもどかしさを知ったのです。
当初から、連絡を取ることは止めないでいてください。と伝えていたので、夫はメールで時々妻に連絡を入れていました。
その甲斐あって、後に会って話しをする機会を設けてもらえ、徐々に妻の心を解きほぐしていったのです。
2度目の調停を迎える頃には、やり直す方向での二人の意志が固まりつつありました。
妻は、荷物を持ち出し子供を連れて家を出るという大胆な行動に出ましたが、夫と話しをしていくうちにやり直しても良いと考えを変えられる柔軟性を持ち合わせていました。
もちろん、夫が以前と何も変わらないと感じたら戻ることは無かったでしょう。
愛する妻と子供を失うかもしれないという人生最大のピンチに立たされた夫は、プライドを捨てて、妻の気持ちを取り戻すことに神経を集中しました。
妻が家を出て行った時、実はそこからの夫の言動がとても重要になってきます。
妻の心の状態にもよりますが、夫の対応によって妻の気持ちに変化が現れることがあります。
一度は夫と別れる決心をしたかのように思われたのですが、その後の夫の言動によって妻はよりを戻す方を選択しました。
最後まで諦めなかった夫の気持ちが妻に伝わったのです。
これからは話したい時に話すことができ、相手の反応を見ることができる。
そう。家族がそばに居るのだから…
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