私たち高度成長期に育った50代は
「60歳で定年になり、それ以降は退職金と年金で悠々自適に過ごしていくこと」
をごく普通のこと受け止めており、会社勤めしている友人達は定年後何をするかについてはほとんど全員がノープランのようです。
逆に
「何かしないといけないの?」
「もう何かするなんて嫌だよ!」
という調子です。
翻って40代の友人の方がキャリアカウンセラーの資格を取ったり、独立する準備をしたり、第2の人生の支度を虎視眈々としています。
「役定組に入ってるかも!」
と感じた瞬間が次の人生を考え始めるきっかけになったと話していました。
会社のミドルクラスになると新しい知識やスキルを磨く必要もなくなりますし、会社以外の知り合いや友人もほぼいなくなります。
確かに、50歳を過ぎると新しい知識を吸収するのも、多様な人と付き合うのも億劫にはなります。
そういう意味からも40代は再仕込みに恰好の時かもしれません。
「子育てが一段落したら次は第2の人生を考えるフェイズ」
とは、人生忙し過ぎと言いたくなりますね…。
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