皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
夏本番!今日も暑い一日でしたね…
今日は、CSコンサルタントの三枝理枝子さんの『自分磨きの習慣』から「思いと言葉」をお伝えしたいと思います。
言葉にすることは、心を伝えることにほかなりません。かつての日本人は言葉巧みに多くを語るのではなく、少ない言葉の中に思いを込めて伝え、聞き手はその言葉の中にある心を感じることを重視し、相手の心を受け止める力を備えていました。
しかし、現代では直接的なもの、明確な表現が好まれているようです。
「で、いったいどういうこと?」
「分かるように伝えてください」
「結論は?」
と、曖昧さや例え話を嫌うようになり、心を巡らせて心を探るという作業をストレスと感じる人も多くなっています。
効率よく伝わり、単刀直入で分かりやすい「楽(らく)」の価値観が浸透しているからか、残念なことに、言葉に隠された「その思い」を感じ取るおもしろさを味わえなくなっていませんか?婉曲的なやり取りの中だからこそ、短い言葉だからこそ、そこには心が表れてくるのです。
つまり、これでもかこれでもかと【足し算】をして話をするのではなく、【引き算】をして出てきた言葉を慎重に選び、奥ゆかしく表現することは人間的であり、非常に心に光が当たっていくことになります。
正解を端的に伝えてくれるIT。ロボットはますます普及していくのでしょうが、ちょっと待って!私たちは生身の人間です。相手の心を慮り(おもんばかり)、相手の心を受け止める。人は心があり、心を通わせることができる素敵な存在です。それこそが人間だけができる高尚なコミュニケーションではないかと思うのです。
見えないものや聞こえないものを感じ、想像することで感応する。そういった人間の美しい機能を忘れず、大切にしていきたいですね。
(月刊誌れいろう 7月号)
私は恥ずかしながら、「あの時、言えばよかった~」と思うよりも、「あの時、余計なことを言わずに黙っておけばよかった・・・」と後悔することのほうが圧倒的に多く、いつも反省しています。
ですから、文中にある【足し算】をして話をするのではなく、【引き算】をして出てきた言葉を慎重に選び、奥ゆかしく表現することの部分は、こても心に響きました。カウンセリングでは、その人にとって必要なことだけを伝えることに集中していますが、プライベートでも実践していこうと思っています。
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