隠れ鍵っ子の泣きアニメの懺悔日記

隠れ鍵っ子の泣きアニメの懺悔日記

人には他人には言えない趣味があってもいいじゃないですか。社会的な地位、ご近所様に対する世間体。本当はそんなくだらないことにとらわれたくないけど、やっぱり気になるから人には言えない。だからブログで懺悔します。実はKeyで涙腺崩壊するのが趣味なんです。

 アニメやゲームで号泣したことありますか? 大人になって人目もはばからす号泣したことがありますか?


 幼き日にフランダースの犬の最終話で涙し、あらいぐまラスカルでラスカルとの別れで涙し。そんな美しい思い出も、大人になり、年を取って感受性が錆びついて素直に泣けなくなってませんか?


 なぜ、泣けなくなったのでしょう。それはあなたの感受性がなくなったわけでなく、素晴らしい作品に出会えていないからです。


 そこで、私はあるブランドを紹介します。「Key」というブランドです。


 涼宮ハルヒ、けいおん!、らき☆すた あまりアニメに興味がない人でも聞いたことのある作品ではないでしょうか? これらを作っているアニメ制作会社が京都アニメーションです。 今、アニメ界で最高峰に位置する京都アニメーションで一番感動した、あるいは泣けたと世間でいわれてるのは実はこれらの作品でなく、クラナド、AIR、kanonと言ったKeyの作品です。若い方々でも十分泣けますが、人生経験を積んだ大人のあなたこそが泣ける作品です。


 このブログは世間の冷たい偏見の目を恐れずKeyの作品のよさを紹介するブログです。Keyを知らないあなたは幸せです。だって、Keyの作品の感動を味わう機会にいっぱい恵まれてるのですから。


このブログではKeyの作品でどれだけ泣けたかを紹介します。そして、Key以外にも泣ける感動するアニメを紹介します。またどれだけ泣けたかはフランダースの犬最終話を見て流した涙の量を1パトラッシュ単位として評価しています。そして泣けた感動したの総合評価は☆5つを最高に評価しています。☆4つ以上はお勧めです。


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CLANNADの風子回より泣けて感動するアニメの紹介です。

 

第2位はefシリーズの第一作目であるef a tale of memoriesです

 

『陽のクラナド、陰のエフ』といわれる作品です。

 

二つのカップルの物語からからなりますが、そのひとつ「13時間しか記憶のない少女」の話が秀逸です。

 

見終えたとき、滂沱の涙と1週間の精神不能攻撃を受けた記憶があります。

 

幼いころの事故で13時間しか記憶の持てない少女が少年と出会い、お互い魅かれあう。

そして、少女は夢だった小説を二人で書きはじめる。

 

しかし、小説が完成近くになるにつれ、二人の淡い恋が先がないことを少女は理解する。

そして、小説は悲劇の結末となり、少年は少女の想いを理解し絶望する。

 

ところが。

 

シャフトの本気といわれる美しい映像と音楽のなかゆっくり終末へと向かう中、ラストは鳥肌が立つくらいの感動と滂沱の涙。

 

2007年作品ながらなかなかこの作品以上が出てこない珠玉の名作です。

 

↓13時間しか記憶のない少女の話はここから

 

 

 

 

 

 

 

ここからはネタバレです。星5の究極の作品です。ここから先は作品を見てから進むことを強くお勧めします。そうしなければ人生の何かを失うこととなるでしょう。

 

 

UQモバイル

 

ネタバレ編

 

 

「想定内の展開と想定外の結末。一切の奇跡はおこらない至極の作品」

 

 

「13時間て長いですよね」

 

このセリフがすべてを語る名作です。この後は涙が止まりませんでした。

 

暗い鬱展開の末、蓮治君の努力が実る最高傑作です。

 

さて、問題はこの困難を乗り越えた二人ですが、やや残念ながら後日談では本性を出してしまう千尋。

それもまた面白いです。

 

↓後日談です

 

 

 

 

 

 

 

 

プリマドールなかなか良かったです。

 

近年のKeyの作品と比べてちょっぴり泣ける、小粒ながらきれいにまとまった感があります。

 

ラストシーンは期待を持たせる感があり、ゲームのKanonをほうふつさせる余韻の残る形で仕上がった感じです。

 

これで2期もできる形でつながったと思います。

 

とりあえず、星3つの評価です。

プリマドール 5話まで見ました。

5話もほろっとさせるよい回にまとまってました。

 

「切なさ」というのがKey作品の底流にありますが、これに「ハートウォーム」が加わり奥深さが出てきています。

 

また、音楽がいいですね。Key作品ならではの安定のクオリティです。麻枝准さんの音楽はもちろん、それ以外の曲も他の作品とは違ってきます。

 

「切なさ」をテーマにきれいな絵、短いセリフ、良い音楽。まるで、ゲームをしているようなアニメです。

 

おっと、Keyはゲームの会社でしたね。そして、ゲームの会社としては息も長く良い作品を出し続けています。というかこのごろ復活し始めた感じです。

 

Airや神様になった日と同じ夏の作品(作品そのものの季節は違うようですが)。Keyの夏がやってきたようです。

 

 

 

 

 

 

 

2022年夏アニメもほぼでそろい、春アニメと比べてやや小粒な感じと思い、新作を惰性で見ていました。

 

ええ、「プリマドール」も何の予備知識なしで見始めました。

 

しかし、そのとき信じられない見慣れた3文字が。

 

「key」

 

おっと、Keyの新作でした。これは迂闊でした。Keyの新作を心構えなしで見るという危険を冒してしまいました。

 

案の定、1話で泣けます。巷ではすでに神回と呼ばれているようです。

 

久しぶりの泣きアニメでした。星3つ確定です。

 

Keyとは過去の話。

 

そう思っていた私が恥ずかしくなりました。

 

この夏は楽しみができました。

 

 

 

CLANNADの風子回より泣けて感動するアニメの紹介です。

 

ここからは☆5の作品です。

 

第三位は「こばと。」です。え?何それ?と思う方も多いかと。知名度が低く、子供向けのアニメと認識されています。それゆえ、最後まで見る人はほとんどおらず、全く知られていない作品となっています。

私も最初の1話で「こりゃだめだ」と切ろうとしました。

 

しかし、最終盤の破壊力はとんでもない攻撃力を誇り、アニメ史上屈指の大感動を引き起こす作品です。

 

主人公はなにやらいわくつきの女の子。そして、口うるさく口の悪いお目付け役のぬいぐるみ「いおりょぎ」さんと行動を共にするこばと。彼女は行きたい場所へ行くため、人間の傷付いた心を癒すことで得られる、「コンペイトウ」をビンに詰め一杯にすることが目的。時々かわいらしいうしゃぎさんがメッセージを届けに来て、こばとの道しるべをする。

 

また、花澤香菜の歌声がすばらしく、普通に見ても心洗われる作品です。第1話の満開の桜並木で花が散る中「あした来る日」を歌う姿は圧巻です。そして、これが最終話の伏線になっています。

 

まだ見られていない方は以下の動画サービスがおすすめです。

 

U-NETはマイナーなアニメも配信しており、契約したけど見れないといったがほとんどないです。また、31日間は無料です。また、アマゾンビデオでも配信しています。

 

以下ネタバレ編です。

まだ、「こばと。」を見られていない方は以下は読まないことをお勧めします。人生の大切な何かを失います。

ぜひ、見られてから読んでいただくことを強く推奨します。

 

 

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ネタバレ編

 

 

 

 

 

『Kanon以上の一発大逆転を起こすハートウォームな名作』

 

19話あたりで物語の背景がわかりだします。いおりょぎさんは別の世界で悪さをしてこばとを巻き込んで殺してしまう。巻き込まれたこばとは1年間の猶予で金平糖を集めることをうしゃぎさんから要求されます。金平糖を満たさなければ死んでしまい、みたすと「行きたい世界」に転生できます。

 

しかし、19話あたりからこばとは金平糖集めを行わなくなります。なぜなら、「行きたい世界」この世界だから。どこにも行きたくないから。

 

そして、23話、24話で圧巻の想定外の展開が行われます。

 

23話

 

いおりょぎ vs うしゃぎさん うしゃぎさん圧勝。

 

冷徹な性格をうしゃぎさんがここで見せます。実はこばとは天使で傷ついた心をいやし金平糖をいっぱいにしないと消えてしまう運命。結局金平糖はためられず、その試験に不合格となるこばと。

 

しかし、藤本が想いを打ち明けてくれ、ここで大きな金平糖が手に入り試験合格。

 

これで普通はハッピーエンド。

 

しかし、試験が合格したことによりこばとの願いである「行きたい世界」に強引に連れてかれてしまう。この世界にとどまりたいだけなのに。

 

「これじゃまるでのろいじゃないか!」

 

さけぶ、いおりょぎを無視してうしゃぎさんはこばとを天に連れて行く。

 

そして、藤本と、その周囲の人から記憶を奪い、写真からもこばとの記憶を消す。

 

まるでまどまぎのきゅうべいのような仕打ち。

 

が、だれかが金平糖をひとつ藤本のポケットに入れる。

 

24話

 

藤本をはじめ周囲の人がこばとを忘れ去ってしまう。

ただ、藤本は何か失ったようで違和感を感じている。

 

よもぎ保育園も復活に向かい始める中、ときが止まったままの藤本。

そして、初冬の雨の日に偶然上着から金平糖を見つける。

そして、こばととの思い出をすべて思い出す。

 

こばとを知っている人を探しまくる藤本。しかし、だれもこばとを覚えていない。

 

最後に琥珀に出会い、こばとの試練のことを知ります。そして、道を歩き続ければ必ず再び出会えると諭されます。

 

月日は流れ、藤本は弁護士になり弁護事務所につとめます。

 

遺産相続の手続きの依頼を受けた藤本は地方の旧家に行く。古い洋館、きれいに整備された庭。

ピアノを見つけた藤本はこばととの思い出に浸りながら「あした来る日」を弾く。

 

そこに、「あした来る日」を歌う少女がやってくる。

 

もう、ここら辺から涙が止まりません。

 

「弁護士事務所の方でしたか、どうも初めまして」

 

少女は明るい顔で挨拶する。初めてということはこばとではない。少なくとも記憶はない。でも、「あした来る日」をなぜか知っているという。

 

「見つかるといいですね」少女は明るく言う。

 

そして、藤本は最後に金平糖を少女にわたし、もう一度「あした来る日」を歌ってもらうようリクエストする。

 

快諾する少女。

 

そして、歌う途中、少女はすべて思い出す。

 

金平糖をポケットに忍ばせていたのは、いおりょぎ。

 

いおりょぎさん、百点満点どころか千点満点です。

 

いおりょぎ vs うしゃぎさん いおりょぎさん圧勝です。

 

「あした来る日」は何度聞いても感動します。

 

 

動画を見るならFire HDはお勧めです。10インチでこの値段。大きさも手ごろで場所をとりません。出先でも見ることができかなり重宝しています。