時代は2019年、場所は種子島。そこで10mを超える巨大ロボットを幼馴染と作る。主人公はロボットにはあまり興味がなく、タブレット型端末のポケコンのゲームに夢中。その中の上位はチートではないかと疑い始める中で、ゲームの作者のフラウボウと出会う。
一方、廃部の危機を救うため、下級生でロボットに詳しい日高昴を仲間に引き入れる。OSとプログラムに詳しいフラウボウとメカに詳しい昴を引き入れ、主人公はロボットの操縦者として活躍する。
これだけですと、平凡なロボットアニメなのですが、世界観が奥深く一度見ただけではわからないことだらけです。特にネットと居ル夫と愛理の存在理由。君島レポートとは。なぜ、あき穂の姉は冷たくするのか。スローモーってなに?
これらの伏線が最後につながっていくのは見事としか言いようがありません。一度見ただけではよくわからない複雑さがあります。それゆえにつながったときの美しさは感動ものです。これは「君の名は」でも似たような現象を起こしています
泣きアニメとは一線を画すシナリオ系のアニメでした。なかなか奥が深く面白かったです。
でも、さらに訳の分からない違和感が。
1.048596というオープニングの数字は何?
フラウボウの言っている「居ル夫にハッキングするなんてセルンにハッキングするよりむりげー」のセルンってなに?
このアニメを見た後、偶然見始めたのがシュタインズ・ゲート。見始めて愕然としました。
ここにつながっているのかと。
2019年はシュタインズ・ゲートから始まりました。
ROBOTICS;NOTES 瀬乃宮みさ希の未発表手記 (電撃ゲーム文庫)
愛理の話とか、君島コウの話とか本編では語られなかった世界観を記したファン必読の1冊です。みさ姉がなぜああなってしまったがわかる1冊です。