毎日積み重ねる『自分づくりの授業』
本日のテーマ

【自分の短所を克服する方法】

 

 

人は、生まれながら持っている個性、そして長所や短所があります。
誰にでも長所や短所があり、完璧な人間はいないといわれています。

 

しかし、その短所や癖がわざわいして、時として人生で失敗したり不幸になったりすることもあるようです。

 

 酒癖が悪い…
 性欲が強く、性の問題を起こす…
 金銭感覚がだらしない…

 怠け癖がある…

 

同じ人間でも、ちゃんとできる人もいれば、できない人もいます。

本日は、「自分の短所を克服する方法」というお話です……。

 

 

悪い癖や短所は改善しなければ、同じ過ちを犯し、人生の足を引っ張ることになってしまいます。

 

自分の短所を直すために、こんな方法で克服した偉人がいます。
是非、参考にしたいものです。

 

アメリカの政治家で著述家、科学者、そして、独立宣言の起草委員であった、ベンジャミン・フランクリンは、自己を道徳的に鍛えるために、「13の徳目」の目標を掲げ、それを習得して行きました。しかしすべてを一度に達成すると注意力が分散してしまうので、一度に習得するのではなく、一週間にひとつずつ習得していく方法です。ひとつを習得したら、次の徳目へというようにして、1年で13のすべての徳目を習得することを誓ったのでした。

 

 

13の徳目―
1「自制」酔うまで飲むな。満腹になるまで食べるな。
2「沈黙」沈黙は金。耳は二つあるが、口は一つである。
3「秩序」物事を順序正しく行い、時間を守れ。
4「決断」決めたことは必ず実行せよ。
5「節約」浪費をするな。
6「勤勉」人の倍も働け。時間を無駄にするな。
7「誠実」人を傷つけず、公正さを持て。
8「正義」他人の利益を傷つけるな。正義感を持て。
9「中庸」極端を避けよ。激しく怒ることは慎め。
10「清潔」身体、衣服、住居は清潔にせよ。
11「平静」些細(ささい)なことにくよくよするな。
12「貞潔」セックスは健康と子孫のために行い、過剰行為であってはならない。
13「謙譲」イエスとソクラテスに見習え。

 

 

一つひとつの項目が、人格者になるために必要な事柄です。
このような徳目をしっかり身につけることが、多くの人から信用を得られる人格者になる条件なのかもしれません。

 

自分の短所を知り、克服するために参考にしたいものす。

 

 

本日は、「自分の改善方法」というお話です。