毎日積み重ねる『自分づくりの授業』
本日のテーマ
【正義と誠実(2)
~ビジネスの成功に必要な要素~】
昨日は「正義」と「誠実」のお話をしましたが、じつは、誠実はビジネスにおいても必要なことなのです。
成功者を題材として、ニューヨークで1897年に創刊され、約一世紀の間刊行された雑誌『サクセスマガジン』を一冊に集約したのが、『リアル・サクセス』です。
そのなかに“誠実の大切さ”が記されています。
以下引用――
成功者はいう。
「目標を達成するためには、絶対に協力者が必要なんだ。それも多くの人の協力がね。そのためには、誠実であることが絶対の条件なんだよ」
「成功するには、黄金律を実践できるかどうかにすべてがかかっている。自分がしてほしいことを、相手にすることだ。これは秘訣以上のもので“成功の掟”だ」
「誠実であること、これに尽きる。正義感ではない。正義は人によって違う。正義感を行使することで、正直や誠実さを訴える人がいる。しかし、なにが正義なのか? それは価値や立場の問題であって自由である。この正義の論争は、戦争の原因にさえなる。しかし誠実さは、どんな主義、思想の中でも公平なんだよ」
「誠実さは、最終的な成功の決め手となる。誠実さを伴わずに成果をあげても、それは一時的なことだ。誠実さを装い、相手をうまく騙せたとしても、結局いつかは化けの皮がはがれる」
――引用終わり
正義とは…
「人の道にかなっていて正しいこと」
誠実とは…
「私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること」
「正義」と「誠実」の違いを明確にしたいものです。
書籍『リアル・サクセス』より…
「成功とは、信頼についてくるものだ。信頼の基本は『誠実さ』である」
誠実さを欠いて上手く行っても一時で終わることになるでしょう。
誠実であることの大切さを自分なりに考え、心に落とし込みたいものです。
わたしはこう考えます。
「誠実であることは人生の最たる財産になる」と……。