雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

近傍銀河きりん座 IC342(三度目はフルサイズで)

2018年11月14日 | 天体写真(系外銀河)
11月の新月期に撮れたのは3日夜だけで終わりそうです。(今月もガッカリ!)
その夜の4タイトル目(下弦過ぎれば新月期 その4) は、
きりん座の近傍渦巻銀河IC342になります。

IC 342 ( きりん座 )
( 画像クリックで元画像の30%表示 )
( 北 は 上方向 になります )
撮影DATA : 2018/11/ 4am 02:04’~  Vixen VC200l+レデユーサーHD(合成f=1,386mm))
露出 分 × 12枚+分 × 12 ISO 6400 LPS-D2 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7
わずか700万光年とごく近い銀河ですが、天の川銀河面に近いため
銀河の塵にさえぎられて淡く暗いマイナーな銀河となっています。

そんな難物ですが
わたしのお気に入りの写真集「FAR OUT」にも掲載されていたことから、
3年前に短焦点反射鏡筒のR200SSで初めて撮ってみました。 ↓
関連ブログ記事 2015/10/28 「有名になりそこねた銀河(IC342きりん座)」
写せることが分かったので、より長焦点で昨年撮り直しています。 ↓
関連ブログ記事 2017/12/26 「きりん座 IC 342(大きさに反比例して写しにくい銀河)」

今年は昨年と同じ鏡筒で同じ焦点距離で撮影しています。
違うのはフルサイズカメラで撮っている事ですが、
写野角が広がった分 銀河が小さくなっただけ、となりかねません。
そこで せめて露光量だけでもたっぷりと、昨年の倍の感度にした上で
総露光時間も昨年より増やしました。
その結果、フルサイズの低ノイズの効果も加わって昨年画像より良くなったのでは・・

銀河部分のトリミング画像です。 ↓
( 画像クリックで 縮小率60%で表示 )

撮影中の北天の星空です。
( 画像クリックで星座名入りで表示します ) 
月明かりを除けば、深夜1時過ぎから薄明までは灯火が暗くなるゴールデンタイムです

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先月から風邪気味でずっと尾を引いていました。
これまでは医者や薬に頼らず寝て治すでやってきたのですが、
治りかけてるはずが夜になるとはげしく咳が出ます。
やむを得ず昨日お医者さんに。
普段 薬を飲まないせいで処方薬ですぐ治るというのが
これまでだったのですが、果たして ・・

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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元気が一番 (さすけ)
2018-11-14 09:56:18
バラ星雲?みたいにきれいですね。
毎回、オリオンショットと比較しながら見ると「どうしてこんなところを撮れるんだろうと感心します。まるで夕日のガンマンじゃなく「深夜のヒットマン」ですね(^_^)。
「医者や薬に頼らず寝て治す」なんて生意気なことを言ってないですぐ薬を飲まないといけませんよ~。
少し良くなりました (雲上(くもがみ))
2018-11-14 11:14:27
さすけさんこんにちは。
わたしはわずか30秒露光のおりおんショットで
なんでここまで写るんだろうといつも感心しています。
老眼もあると思うのですが肉眼ではすっきりと星が見えません。
(その意味でもその夜の状態を記録するために撮っています。)
そのおりおんショットでも確認できない対象を写す事は
この趣味の醍醐味でもあります。
風邪の方はまだ夜に咳がでますが、回復に向かっています。
まだ「星の文化祭」見にいってないので忘れずに行かねば。

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