しかし日本暑い…

そんな中、先日はまだ涼しい紀伊半島秘境部に逃げてましたが、この日はより暑い岐阜県へ

まずはスタミナ!と


絶滅危惧種を少し後ろめたく思いながら食す

そして出発



到着、かがみはら航空宇宙博物館

YS-11


これ、私がガキの時によく飛んでた自衛隊機だと…

そして中へ


お目当ての…

飛燕!
私の一番の大戦期です。

この頃の戦闘機のエンジンはまだレシプロで冷却方法に空冷と液冷(水冷)にわかれてて、
零戦や隼をはじめとして、日本では空冷エンジンが主。

が、川崎はBMWから技術導入して液冷エンジンを作り、92式 95式戦闘機に使ってました。

そんな川崎飛行機がダイムラーからDB601エンジンをライセンス生産して使ったのが飛燕、三式戦闘機

開発直後は性能抜群の最新鋭機として期待されたものの、他国の戦闘機の凄まじい性能向上、必要資材の不足やいきなりニューギニア等の過酷な戦場への投入で思ったような戦果は残せなかった、ある意味悲劇の戦闘機…

でも好きなんですわ。

この尖った形状が液冷エンジンの特徴ですな。

この三式戦
形状とエンジンが新たに開発されたモノに変えられた三式戦二型があります。


この復元された機は知覧で長らく展示されてた二型



正面から見るとその胴の細さがはっきりしますな。
このハ140エンジンの信頼性と歩留まりの多さから、機体は出来てもエンジン無しという「首無し機」がゴロゴロしてたことから、三菱の空冷エンジンハ114-Ⅱに換装されたのが五式戦
ここに空冷エンジン積み込むのは苦労したのがよくわかりますな。




エンジンのハ140

過給器、スーパーチャージャー

ピストンでかい

液冷機ということでラジエーター


しかしカッコええ
オリジナリティを大事にするという復元の方針の為に塗装が一切施されてませんが、それが戦闘機というよりも工業製品としての迫力を増してるように思えます。





照明でときお日の丸が浮かび上がる演出がまた渋い

零戦の試作機 十二試艦上戦闘機
いやあ、見に来てよかった。

この後は大戦後の日本の飛行機と宇宙開発の歴史を…


















とにかくこれだけの飛行機を見れるってのは来る価値充分にあります。

で、その後は…

かつては日本最高温度を記録した岐阜県多治見市へ




到着


なんで教会?
ここにね、生き別れの兄弟がおるんすわ。
それは冗談として、
隣島出身で私にそっくりと言われたアルディ神父が吉祥寺から多治見に移られたというのでお会いに…

久々の神父はお元気そうでした。

色々話し込んだ後、まだ話足りないと晩飯へ。


焼き鳥ご馳走になりました。

その後は家に無事戻りました。

今度はインドネシアで再会かな?