2019-01-21 15:36 | カテゴリ:所見日記
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●材料●

↓寄り前

サンバイオ
再生細胞薬「SB623」に脳出血プログラムを追加する件
→+20%程度上げるも撃沈+6%引け

エコモット
IoTやセキュリティー、複数国で一括提供 KDDI
→+11%

ネクソン
中国テンセント、ネクソンの親会社への買収提案を検討
→寄り天-3%

荏原実業
アンモニアに新合成法 水と空気だけ、コスト大幅減 九工大の春山教授開発
→+19%

●●●●

正直ここまで下がると思わずに安易に朝と一回落ちてからの2回仕込んで、結構被弾して多大な損切。
昨日までの上げている時はショート・ロング両方でやられて、暴落の今日はロングでやられる究極の下手くそトレード。

しかし、やっと特大材料取れました。
まず、このニュースを見た瞬間、農業関係者なら衝撃を受けたと思います。
アンモニアに新合成法 水と空気だけ、コスト大幅減 九工大の春山教授開発
「世界の人口が増え続ける中、アンモニアは食糧の増産に欠かせない重要な化合物」
「現在の製造はほぼ100%、1913年に実用化された「ハーバー・ボッシュ法」を採用。天然ガスに含まれる水素を高温、高圧で窒素と合成し、アンモニアを生み出す。ただし、大規模な工場が必要で、二酸化炭素(CO2)を排出することにもなる。」


たかがアンモニアだと?「ノンノンだよ」
のんのんだよ

これまじで凄すぎですよ。
まず記事にも書いてありますが、アンモニアは肥料となります。
しかも野菜の三大栄養素窒素・リン酸・カリ」窒素になります。
植物に取って窒素は人間にとっての米であり主食で、ぶっちゃけ植物って窒素だけで育つと言っても過言ではないぐらい最重要栄養素です。

土中では以下のように細菌が分解して硝酸態窒素を生成してくれています。
有機体窒素(タンパク質そのものやアミノ酸)
↓アンモニア化成菌が分解
アンモニア態窒素
↓硝酸化成菌が分解
硝酸態窒素

野菜とかが主に吸収するのは硝酸態窒素ですが、水生植物(稲等)の場合、水中には硝酸化成菌がいないため、アンモニア態窒素を吸収します。
つまり、水稲における主力肥料になりえますし、畑であっても、アンモニア態窒素はゆっくり効く(硝酸化成菌が分解するのに時間がかかるから)ので、即効性がある事がメリットでもあり、弱点でもある化学肥料の効果を長続きさせるために、配合されていたります。

肥料というのは農業に欠かせないのは誰でも知っていると思いますが、日本の肥料自給率は限りなく0に近いです。
肥料を作るのに必要な資源が日本にないからです。
水素(天然ガスを使用)→アンモニア→窒素
リン鉱石→リン酸
カリ鉱石→カリ
※牛の畜産をやっている地域にはJAや自治体が堆肥センターを作ってくれていて、激安で堆肥を農家に売ってくれますが、堆肥だと撒く量がハンパなく、すぐなくなっちゃうぐらい活況です。とにかくのプロ農家はとんでもない量を撒きますから。TPPで畜産農家が少なくなったら、実は作物農家が打撃を受けます。

つまり、肥料自給率ほぼ0って事は、外国は日本を潰そうと思えば、食料を輸出禁止にしなくても、肥料を輸出禁止にするだけで事足りるし、農業関係者の肥料に対する危機感はかなり強いです。
特にリン鉱石は枯渇すると言われています。

上記を知っていたので、塩漬けマンはこのニュースを見た瞬間に
「やべ~!!!日本マイクロの量子電池以来の衝撃!多木化学のバカマツタケに匹敵するじゃん!!!」
って思ってまず記事の「共同研究する国内の企業と世界各国に特許を出願」にある国内企業を調べました。

↓特許検索で「春山哲也 アンモニア」・・・これじゃね・・・?荏原実業!!!
20190121荏原特許

んでさらに検索すると、春山教授と荏原実業は結構一杯協業していて親密な模様
細胞アレイヤー:細胞やタンパク質の接着領域の制御←上記はこれの特許かなって思ったけど特許番号が違う
Radical Vapor Reactorの製品紹介はこちら(荏原実業株式会社)←これも特許出願済みとあり、図から上記にちょっと似てる

これって世界中で特許を取っているという事は、世界展開する気があるという事で、そうなると窒素系肥料の市場規模って計り知れないです。
日本だけでも何千億、世界では何兆円という規模です。
↓その市場をどれだけ取れるかのポイントはここになります。
「化石燃料を使用する従来の製造法に比べて、大幅なコスト低減」
「大規模な設備が必要なく、農地にアンモニア製造施設を造ることも可能になる」


荏原実業が春山教授と共同で特許を取っているかは上記の特許を見ても素人なので分からないので、聞くのが早いと場が開く前に荏原実業に電話しました。
そしたら特許の担当者がお休み・・・(´・ω・`)ショボーン
確証は得られませんでしたが、もうそれを確認している暇はないので、朝成で通常資金の倍購入。
するともたつきましたが、当然ストップ高に行きました。

ところが張り付かない・・・「嘘でしょ・・・」って思って見てみると、なんと貸借銘柄・・・
「え・・・この超絶材料で空売りする人がいるの?踏んで下さいって言ってるようなものでしょ。しかもこれこないだまで逆日歩ついてた貸株不足銘柄よ」
と売らずに堪えていると、メディアでも報じ始められて、高値で粘る展開。
「この特大材料で張り付かないなら買い増しだ!!!」
と買い増したら・・・大引け前に急落開始!!
買い増した分だけ、慌てて売り指値してリバを待ってたら、今度は逆に急騰開始!!
慌てて売り指値を取り消したけど、100株だけ売れちゃいました・・・でもほぼ通常資金の3倍を意地のホールドで持ち越しました!

尚、上記のように書いたら、さも荏原実業の業績がすっごく上がるように勘違いする人がいますが、まだ特許も未確認で、どう関わるかも不明なので業績を問うのは論外で、ただ上記のような特大マネゲ材料が出たというだけです。
ただし、低時価総額貸借特大材料の最高のマネゲ材料です。
勿論マネゲなので自己責任でお願いします。

明日からこれに集中です。

●イベント● 赤:米中 青:日米 オレンジ:米その他 紫:欧州懸念
1月頃 日米物品貿易協定(TAG)開始
1月21日 イギリス下院で代替案の投票
1月30日 FOMC
1月30日~31日 劉・中国副首相が30-31日に貿易協議で訪米する予定
1月~2月(未定) 米朝首脳会談
1月~3月 ナスダックは仮想通貨ビットコインの先物を上場する計画
2月末まで 米中貿易協議で以下の合意なければ2000億ドル分の製品の関税率の10%から25%に引き上げ(G20で決定)
(1)米企業への技術移転の強要
(2)知的財産権の保護
(3)非関税障壁
(4)サイバー攻撃
(5)サービスと農業の市場開放

3月16日 【フィンテック】「ムーミンバレーパーク」開業。※11/9に「メッツァビレッジ」は開業済
3月20日 FOMC ※FRB議長の記者会見予定
3月29日 英国が欧州連合(EU)を離脱(ブレグジット)
4月1日 新元号閣議決定して事前公表
5月1日 新元号施行
7月 参議院選挙
夏 第4次産業革命(AI/ロボット/キャッシュレス化)と雇用(65歳以上雇用継続や中途拡大)、地方(地銀経営統合)のテーマで成長戦略の3年間の工程表を含む実行計画を閣議決定
詳細「成長戦略の方向性(案)」
2020年1月期 【サンバイオ】外傷性脳損傷を対象とした細胞治療薬「SB623」の国内承認申請を目指す

●ホールド中銘柄含み損益●
オリンパス【空売】 75319円
ライドオンクスプレス +18406円
荏原実業 +229971円
JALCO +17505円

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