アル中の影 | 断酒てへ日常

断酒てへ日常

断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 今日はシルバーの当番でした。月3回の定期的な仕事で、3か所の現場の除草掃除を行います。ですから各現場は月一回草刈りや清掃、植え込みの手入れなどをします。

 

今日は写真を撮り忘れたのでゴールデンウイーク頃の写真ですが

 つつじがきれいに咲いていました。これも毎年適切な刈込をした成果です。月一度なので、この時期だと前回刈った草もまた伸びていたりしますが、季節の移り変わりや、年間通じての手入れの成果なども感じられて、楽しく仕事ができます。

 

 ところで、ごみの類も毎回清掃するのですが、こんなごみが毎回あります。

 ちょっと見にくいかもしれませんがワンカップのの空きコップです。毎度回収するのですがまた必ず草の影や植え込みの中にまた捨てられいます。

 

 もうこれは近所にアル中がいると断定できます。この公園からちょっと離れた所にこの銘柄が入った自動販売機があります。そこで買ってこの公園で飲んで空きコップやキャップをそのまま捨てたのでしょう。

 

 公園で買ってきた酒を飲むのは、家の人に知られないように飲むためです。空きコップをそのまま捨てるのは、酔いで公徳心を失っているからです。

 

 実に私も、かつては同様のことをしてきました。引け目があるから、人目につかないように酒を飲む。そしてその始末もまた人目につかないところに放っていくのです。そしてもちろんその後始末を誰かがしていることなどには思い及びもしないのです。

 

 酒を飲んでいるところをとがめられたくない、そして引け目を感じる。そんな酒は飲まなければ良いのですが飲まずにいられない。

 そして公共の場に平気でごみを捨てる。これは、酔っ払いの特徴で、社会で他人と協調して生きるという意識の欠如です。

 

 そこまでわかってしまうのが、自分もアルコール依存症だからこそですが、それを反省材料にできるのが断酒しているという事です。

 どこの誰かは知らないですが、この痕跡を残したアルコール依存症の人が、酒を止めなければという意識に目覚めて、いつの日か断酒してくれることをいのります。

 

 また自分が断酒できていることに感謝したいと思います。

 


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