昨日書いたように告別式に行ってまいりました。なんだかいろいろと新鮮でした。
久しぶりにスーツなんて着ました。日ごろは作業服か、ジーパン・トレーナ・ベストと言った服装しかしていないので、靴、カバン、下着、靴下などいろいろ引っ張り出してきました。日ごろは本当に人目を気にしない服装で過ごしていると思い知りました。
教会での式でした。まあこれは初めての事ではなかったので、まごつくことも中遭ったです。でも個人がクリスチャンとは知らなかった。
司式者(牧師)による個人略歴紹介の中で、晩年は割と不健康な体形をし血圧もかなり高かったとの紹介がありました。酒もよく飲んでいたようです。そして奥様からの最期の状況の報告によると夕方まで外出していて普通に過ごしていたのが夜になって急に胸を抑えて苦しみだして、数時間で亡くなったそうです。死因は大動脈解離だそうです。
酒がかなり大きな比率を占める原因での急死の様に思われます。アルコール依存症の人は早死がしばしばあるが、普通の人にしては珍しい早死にだなんて言っていましたが、アルコール依存症にはならなくても、大酒を長年続けるとやはり早死にするのですね。
牧師様が式辞、祈祷を話されていました。かつて教会での告別式に出たことがありますが、当然のように牧師様の話なんて全く聞いていませんでした。聞く気も無かったし、聞いても何も感じなかったでしょう。ところが、いきなり話が素直に耳に入ってきたので驚いてしまいました。日ごろから体験談を聞いているうちに、話が始まると自動的に聞き入る体制に入る習慣ができたようです。
宗教の教義にかかるところは解らなかったのですが心に感じる言葉もありました。「花の気持ちになれば、花の心が理解できる。そして花を幸せにすることができる」と言った下りでした。花の気持ちになるねえそんなことは思いもしなかったのですが、そうしようと努めることは出来そうだし、そうすれば花を幸せにできるかもしれないと思いました。
式の最後に故人との最期のの別れをしましたが、安らかな顔をしていました。ご冥福?をお祈りします。
昨日は終わった後の余計な心配をしていましたが、同期の出席者も多くなく皆そさくさと帰って行って、杞憂に終わりました。
いずれにしても日ごろに無いことをやったおかげでいろいろと新鮮な体験をすることができました。ちょっと気が引けることがあっても、新しい経験ができそうな場面には積極的に出かけるものだと思ったのでした。
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