よく「自分を知ることは大切だ」といいます。

今年、自分について約40年間知らなかったことを知りました。

かといってそれを大ごとみたいに書く必要もないのですが、

 

 

実は私最近よく聞く「発達障害」のADHDと診断されてしまいました。

アメリカで40代でADHDと診断された

 

 

診断のきっかけは、私の娘がそうではないかことからでした。

私から見るとただの元気な娘なのですがいろんな人にADHDではないかと言われていました。

 

 

それから2年ほど調べているうちに、私自身が当てはまることがほとんどだったので、専門のところで診断を受けてみたというわけです。

よく大人になってから診断受けた人が「分かってスッキリした」といいますが、私も少なからずそう。

(子供を通して自分も実は発達障害の傾向があることに気が付く人は結構多いらしいです。)

 

小さいころから疑問だったどうでもよいことから大きなことまで全部、他のADHDの人たちがネットで説明してました。

まるで自分の取説を見ているようでしたw

 

 

例えば

「なぜ私はいろんなものの蓋を閉め忘れるんだろう」

その他、鞄、車のトランク、引き出し、キャビネットの扉など。

→ 物事を始めるのが得意・好きなのだが、それを終了する前に他のことに注意が行ってしまって忘れてしまうから。

この特性には2016年に気が付いていたため、それ以降、私は「物事を始めること」にフォーカスをし、他の人に終わらせる役割をお願いしています(プロジェクトなど)

また、考えてみると、周りに寛大な人が多かったため、また開いたままだよと笑いながら後始末してくれる人が多く、このことによって文句や注意をされたことはあんまりないです(すみません)

蓋を閉めるのを忘れるADHD

 

「なぜ私は時々、集中しすぎてご飯を食べ忘れるんだろう(気が付いたら朝、夜、次の日・・・など)」

→ハイパーフォーカスという状態で、集中のON/OFFのスイッチを切り替えるのが苦手だから。

ただ、逆にこのおかげでいろんなことを短期間で達成した経験はあります。ありがたや。

 

「なぜ私はレストランで3回バイトして全部1週間以内にクビになったんだろう」

Executive function (実行機能)という段取りを考える能力とワーキングメモリー(一時的に情報を記憶する能力)が他の人より低いため、同時進行で複数のお客さんに対応するような仕事が苦手だったから。

あとは、愛想が良くない。これは別問題!

 

 

「なぜ私は歯医者さんでジタバタするんだろう(閉所恐怖症)」

その他、美容院や鍼や長いミーティングなどで「動いちゃダメ」と言われるとパニックになります。

→ ADHDは他の恐怖症などを併発している人が多い。

MRIをまだやったことがないのですが想像しただけで恐ろしい、と思ってたら最近はオープン型のものなどがあるそうですね。

 

 

 

読んでいると私が、これまでの間にすでに克服してきているものも、たくさんありました。

アサーティブコミュニケーションや食事や運動、向いている職業(ジャーナリストなど)もその中に含まれます。

もちろん、いまだに克服できてないこともたくさんあります。

その話はまた今度。

 

 

 

ちなみに周りの人が、うちの娘に対してADHDではないのかということは失礼ではありません。

なぜなら、アメリカでは診断をもらうことで、学校でいろんなサポートをもらえたり、みんなでその子に対して対策などを立てることができるからです。

また、ADHD(やアスペルガーも)は特殊な才能を持っているという印象を持っている人も多いですからね~。

 

 

ところで、今回、日本語と英語でいろいろ調べてみて、とても面白いことがありました。

 

 

それは、2つの言語での情報の印象が全く違うこと。

日米の発達障害のとらえ方の違い

 

日本語では「発達障害」というだけあり、困ったことが中心に書かれています。

普通の人ができるのにADHDの人ができないことが中心書かれていました。

 

 

勉強ができない、仕事ができない、空気が読めない、社会適合できない、など。

 

YouTubeで発達障害についてみると、コメント欄に批判の声などがあり恐ろしくすぐ閉じてしまいました..(ひぃ~)

 

 

 

一方、英語での情報は、ADHDの人はどういうことが苦手でどういうところが得意なのか、そして何をすればよいのかが書かれてい
ました。

もうちょっと建設的な感じ!

 

例えば

  • 脳の構造の説明
  • とったらよいサプリや栄養素、レシピ
  • 睡眠のとりかた
  • どういう運動が良いのか
  • おススメのグッズやアプリ
  • 薬による治療法、自然治療法
など、具体的な内容がたくさんあります。

また、ADHDの人がどういう点で楽しい&面白いのか、どうやって伸ばすのかという情報もたくさんあります。

コメント欄も情報交換や励ましが多い感じ。

 

 

勿論、アメリカのほうが発達障害のコンセプトが浸透しているからというのもあるでしょうが、

情報のトーンが全然違う。

 

 

ちなみに、ADHDの日本とアメリカの認識の違いをあらわしたこちらのイラストがツイッターが話題になったらしいです。

(出典はイラストをクリックしてください)

ADHD の日米の違い

私は日本育ちで両親も日本人ですが、どっちかといえばこの絵のUSAみたいな感じで育てられたかな~と今思ってます。

厳しくはあったけど、「あなたは頭が良いんだから○○できるはずだ」ってよく言ってくれてました。

「頭がよい」ということに関しては、異議はADHDにADHDにありません。

 

 

今回、発達障害についていろんな意見があることが分かりました(そもそも、自己責任ではないのか、など)。

 

その是非は私には正直わかりません。

また、ADHDという名前が付いている経験は、原因なのか結果なのかも正直わかりません。

 

 

ただ、今のところわかっているのは

同じような悩みや現象を持っている人はたくさんいる!

 

ポジティブな環境で情報交換するとみんな一緒に改善して行ったり、対策を立てることができる!

・・・ということです。

 

 

おススメの参考サイト

(全部英語です。)

ADDitude Magazine: ADD・ADHD専門のオンラインマガジン(情報量すごいです)

How to ADHD: わかりやすいし楽しいYouTubeチャンネル。具体的なTipが紹介されています。

Dr. Axe Natural ADHD Solutions: ネットで有名なDr. Axe (しかも格好よい)も子供のころ、ADHDと診断されたそうです。



 

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引用元:アメリカではADHDはこんな風にとらえられている!(自分の経・・・