頑張っていると言われて

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今朝は在宅ワーク中にちょっと仮眠するつもりが、すっかり寝坊をしてしまいました。

ゴミ出しもギリギリで何とか間に合った状態です。

起きてから集中したおかげで仕事の峠は越えたものの、予定より2時間多く寝てしまったので

少し休憩したら、仕上げのピッチを上げます。

 

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昨日も出勤退勤共に1時間遅れの勤務でした。

なんだかこのまま定着しそうで不安になります。

 

席も、声が比較的小さく聞こえるところに当たってしまい、ヘッドセットを左耳に押し当てて

聞き逃さないようにしながらの対応です。

 

最初はヘッドセットの耳にあたる部分のスポンジがビリビリに破れていたり、取れてしまって

いるのを見ると(なんでこんなボロボロになってるの…?)と疑問をもったけれど

皆、聞こえにくい席で必死に聞き取ろうとしていたからなのが、今はよく理解できます。

 

一日の勤務を終える頃には、左耳の軟骨が出ているところがヒリヒリ痛んできますが

ヘッドセットを強くあてがうのを止めるわけにもいきません。

 

それでも昨日は怒鳴るような人がいなかったので、わりと落ち着いて仕事を終えられました。

午後9時台になると、さすがに主婦の人はあまり残っていなくて、社員の人と

未婚の若い人ばかりです。

 

タイムシートに判を押してもらい、出入り口付近のパソコンのところに行って打刻しようとすると

「くるさん、久しぶり、元気?こんな時間までやってるの?」

と声を掛けられました。

見ると、研修の時によく後ろに付いてもらっていたSVさんです。

 

「最近手を挙げてもなかなか行けなくてごめんね」

とも言われました。

 

この人はとても人当たりが良く優しいので、大体研修の新人の担当になるのです。

研修を卒業した私とは当然接点も少なくなります。

 

「でも研修受けても残る人が少ない中、くるさんはよく頑張ってるよね。

何かあったら我慢しないで言ってね」

と言われ

 

「大変ですけど、大丈夫ですよー」

 

と事も無げに答えて打刻をし、その場は別れました。

 

でも誰もいないホールに来て、周囲がエレベーターの上下する機械音だけになった時

頭の中に「頑張ってるよね」の声がふと蘇って、それと共に眼の付近がふわっと熱くなるような

感覚に襲われたのです。

 

思わずトイレの個室に駆け込んで

(えっ…何でこんなことくらいで…)

そう思いながら、しばらくの間トイレットペーパーで目頭を押さえたり

鼻をかんだりしていました。

 

個室から出た後に鏡を見ると、目と鼻の下が少し赤くなっています。

でも地下鉄の時間もあるし、かまわずそのまま帰途に着きました。

 

1人で暮らせば、煩わしさが少ないです。

でも労りに触れることも、また少ないのです。

 

嬉しい、ありがたい気持ちと同時に、自分がそういったものに飢えていることに

気付いてしまって、やるせない気持ちにもなりました。

 

そういう道を選んだのは、他でもない自分自身なのですが。

 

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最後まで読んで下さって、ありがとうございました



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