怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

なぜか世界で一番貧しく暮しているような印象になる自分

2018年08月15日 | 気候
たまたま見つけた日本在住者のブログで興味深いものがあった。
農家の嫁の実情

この管理者の女性の現在も大変そうだが、それまでの生まれ育ちも大変そうだった。
お母さんと二人だけの暮らしで、そのお母さんも彼女が働き出して2年目で亡くなったのだそう。
まるで作り話のような不幸な人生じゃあないか、とも疑ってしまうのだが、私自身ブログを書いていて、事実から程遠い話を書き続けるのはよっぽど能力がないと難しいことを感じているので、彼女の文章はほとんど本物だと思える。
旦那さんは半年ほど家出したそうだ。不安だったろうなぁ、二人目の子をおなかに宿しながら帰ってくるかどうかわからない状態って。
幸いなことに、彼女は同居の義両親と非常に仲良くやっているようで、また、農業という家業も気に入っているようだし、二人の子供たちを育てることに誇りを持っているようだ。
それって、幸せね。
経済的には非常に大変そうだ。
こうした子育て家庭に中古衣類やおもちゃなどが無償で提供されるシステムが発達していれば良いのに、とも思うが、日本の田舎は近所が助けてくれるのだろうな。
ドイツの田舎もいろいろだろうが、少なくともウチ周辺は、まるで都会の人間関係で、いまだに近所にどんな人物が住んでいるかわからない。

「休暇旅行へ行かないのか」と尋ねられるたびに私たち夫婦の経済難状況を確認してしまう。
日本だったら、そんな質問でそんな風に感じないのに。
そうだ、これからは尋ねられるたびに日本の生活を思い出そう、と考えた。

義両親たちは特売のベンチを買いに行った。
戻ってくると、義父は早速組み立て始めた。義母はいつものごとく、何かとちょいと忠告したい。
そばで義父に「ああしたほうがいい、こうしたほうがいい」と言った。
すると義父は、
「黙っておれ!」
と鋭く制止した。
義母は「なによ、勝手にやればいいんだわ、むにゅむにゅ・・・(聞き取れず)」
と退散した。
ああ、私は毎日のように義母にこのように攻撃されているのだが、義父のように放っておいてくれとは言い返せない。
義父も、夫も、たぶん義姉も義母の口出しには参っているのだろう。私が悩むのは当然のことだ!

さて、組み立て終わったベンチはここに設置された。

あれ?ここって、寝椅子があったところではないか?それは妙な場所に移動されていた。

写真で見ると、あるいは実物を遠くから見ると、非常に心地よさそうな場所に見える。
だが、実際にそこでくつろごうと座ると・・・
虫がワンワン飛んでいるんだ。
義両親たちは慣れきっていて気にならないのだろう。私も夫もだめなんだ。

玄関先のこの場所だったら、虫が少ないので短時間いることはできる。
それでも、飲食物があると、早速ハエや蜂がやってきてうるさいんだ。

そういうわけで、やっぱりインドア派に落ち着いてしまう。

こんな写真を見ると、経済的な余裕があるとおもわれちゃうんだろうな。
土地はあるが、現金はないんだ!
紹介した農家のお嫁さん宅も、土地はあるのだろうが、現金収入は少ないようだ。
お互い、頑張ろう、って思ってしまった。






1 コメント

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Unknown (suzu )
2018-08-15 17:12:18
旅行に行くどころか、夏の間、子供たちの食べ物にも困る人がいるそうです。低所得の家庭の子には、学校があるときは、無料でお昼を支給されるそうで。
 もしかして、お義母さまと、気分転換にどこかへおでかけ、なんてできませんか?何が起こるか見てみたい! 

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