アスリートのマインドを育てる

メンタルコーチ横山です

 

 

世界で活躍するようなアスリート・マインドを持っている選手と

 

一般のアスリートでは、何が違うのだろうか

 

 

あらゆるものは、2度つくられる

という言葉を知っているだろうか

 

 

1度目は、頭の中で、

 

2度目は、現実的に、

 

例えば、

家を建てる

 

頭の中で想像する

設計図を書いて実際に作れるかどうか書いてみる

 

そして、完成のイメージを考えながら作り始める

 

 

スポーツ選手なら

やりたい技、プレーを頭の中で想像して

練習していると思う

 

ユーチューブやVTRが普及している現代は

イメージすることは当たり前になっている

 

さらに

イメージトレーニングは

 

技術を高めるために効果があると

 

一般の競技者でも行っている人は多い

 

 

 

さて、本題の

 

アスリート・マインドをもっている人たちは

 

 

一言で言ったら

 

一般的に「ムリ」「できない」と思われるものをイメージできる人たちだ

 

 

一般の人たちは

成功は2度つられるの

1度目がつくられないのだ

 

 

しかし、アスリート・マインドをもった人たちは

つくることができる

 

 

「ある」と思う

「できる」と思う

そして「できた」とイメージできる

 

 

100メートル

日本人は、9秒台は、出せない

 

カールルイスが活躍していたころは

日本人が、9秒台で走ることを、誰も思い描けなかった

 

アスリート・マインドを持った選手は

 

それが「できた」

 

 

160㎞の球を投げるのは、無理

 

マラソンで、金メダルとるのは、無理

 

中国に卓球で勝つのは、無理

 

体格差がある日本人では

スポーツで勝つのは難しい

 

「無理」と言って

イメージすることすらしなかった

 

 

アスリート・マインドを持った人たちは

 

それがイメージできた

 

まだ誰も、考えもしないこと

実現していないこと

未知な世界でも

 

一般には

「ない」と思われていることも

 

「ある」と信じることができる人たちだ

 

 

その「ある」という言葉を支えているものは

 

 

 

WANT

 

 

「やりたい」

 

 

その

「やりたい」

という思いが、一般のアスリートと違って半端でない

 

だから、

「ない」と言われても

 

「ある」

「絶対ある」

と言いきってしまう

 

 

「やりたい」

という気持ちの強さが

アスリート・マインドの強弱につながると思う

 

 

私たち指導者は、

子供たちや選手たちに

どれだけ

 

 

「やりたい」と思わせるか

 

心の奥底から

「やりたい」と強く思わせるか

 

 

技術だけなら

 

野球の

イチロー選手や松井選手

 

サッカーの

中田選手や本田選手

 

ラグビーの

リーチマイケル選手や五郎丸選手

 

彼らより

技術力も高いパフォーマンスを発揮する選手は山ほどいる

 

なのに、

彼らは、一流選手として活躍してきたのか

 

 

それは、

彼らが、

 

一流のアスリート・マインド

 

 

を持っているから

 

一番大切な

 

強力な

 

 

WANT

 

 

を持っていたから

 

私たち指導者は

どうやったら、技術を高められるか

どうやったら、勝てるか

 

それを日々考えている

それは、当たり前のことだ

 

だから、

子供たちや選手たちには

 

体力や技術ではなく

 

 

「やりたい」

 

「やりたくて、やりたくて仕方がない」

 

「もう、我慢できない」

 

「考えるだけでも、夜も眠れない」

 

 

そんな

居ても立っても居られないくらいの

 

WANT

 

を引き出し育てることだ

 

アスリート・マインドは

大人の手によって育てられるということを知っておいてほしい