ドラマ 欲望のボタン ネタバレ(映画 運命のボタンと同じ原作) | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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海外ドラマのご紹介です。(ドラマ ネタバレ)

ドラマ 欲望のボタン ネタバレ(映画 運命のボタンと同じ原作)


ドラマ 欲望のボタン 概要


『欲望のボタン』は、アメリカのSFテレビドラマシリーズ『トワイライトゾーン』)の中の1話である。

映画『運命のボタン』と共に、
リチャード・マシスンのミステリースリラー短編小説『死を招くボタン・ゲーム』を原作としている。

監督:ピーター・メダック

ドラマ 欲望のボタン ネタバレ・あらすじ


アーサーとノーマは、マンション暮らしの平凡な夫婦。
けして裕福とは言えないが、それなりに幸せに暮らしていた。
ある日の夕食時に、玄関のチャイムが鳴り、アーサーが出てみると誰もおらず、ただ簡単に包装された木箱が置かれていた。

宛先はアーサー&ノーマで、送り主の名前は書かれていなかった。
木箱の中央部分はドーム型の半球で覆われており、その中にボタンがあった。
何に使う物なのか?さっぱりわからないが裏返して見ると1枚のメモが貼り付けてあり「スチュアートが8時に訪ねます。」と書かれてあった。
アーサーは、その後、夜勤のために出かけたので、ノーマは気持ちが悪かったが、渋々1人で対応する事にした。

8時になると予告通りにスチュアートと名乗る男が現れて、ノーマに、鍵と自分の名刺が入った封筒を見せた。
そしてスチュアートは鍵を鍵穴に差し込んで、ドーム型のカバーを跳ねあげて見せ、
ボタンを押す方法を教え、
更に、ボタンを押したら起こる2つの事を説明した。
1つ目は、押した人間(ノーマの場合はノーマ)の知らない人間が死ぬという事。
2つ目は、その人間の死後、ノーマが20万ドルという大金を受け取れるという事。

やがて夜勤から帰って来たアーサーにノーマがこの話をすると、アーサーは「気分の悪い話だ」と言ったが、ノーマは「もし本当に誰かが死んだとしても、どうせ世界中で毎日、何千人も死んでいる。」と言って、もう押す気になっていた。
アーサーが、こんな話に手を出すなと言っても、もう聞く耳を持たなかった。
アーサーが箱の中を調べてみると、無線機も転送機器も見当たらなかったので、アーサーは「やっぱり冗談だ。押しても、押した事は誰にもわからないし、誰も死なない。でも20万ドルももらえない。」と言って聞かせてゴミ袋の中に入れて外に捨ててしまった。

欲の皮が突っ張ったノーマは箱の事が忘れられずに眠りにつく事も出来ず、深夜に外に捨てた箱をまた探しに出る。

翌朝、アーサーが起きると、再び、あの箱がテーブルの上にあるので、夫婦は口論を始める。
この時点でもまだノーマはボタンを押してはいなかったが、
ヤケになったアーサーが「いっその事、もうボタンを押してしまえよ~。」と言い出した。

アーサーは、その後、普段通りの日常生活を送ったが、ノーマはその後も、ずっ~~と箱を眺めながら悩み続けた。
その間、ヘビースモーカーのノーマは大きな灰皿を吸殻で一杯にした。
そして…悩みに悩んだ末に、夜、とうとうノーマはボタンを押した。

翌朝、やってきたスチュアートは、鞄に入った20万ドルを置いて、箱を回収すると言って手に持った。
「その箱はどうなるの?」と聞くノーマにスチュアートは「また再プログラムされて届けられます。あなたの知らない誰かに。」と話して立ち去ろうとするが…
戸口で振り返ると、こう言い残した。
「Good die!」


ドラマ 欲望のボタン 感想


映画化された『運命のボタン』の方も観たんだけど、正直、映画よりもこのドラマの方がシンプルながら、よく纏まっている。
超短編なので「誰が? 何のために?」という部分は不明なままだけど、最後の一言「Good die!」で、システムの全貌を明らかにしているところは鮮やか。

映画の方はなんやかや盛り過ぎて、わけがわからなくなっていた。
送り主を宇宙人とまで位置づけて殊更に話を複雑にしていたが、コツコツと自己中の人間を排除するなんて、宇宙人の持つ動機としてはセコ過ぎないか?ww