今日は月一のケアマネ来訪日。
いつもは雑談して、ショートの予定確認して、ハンコ押して終わりなんですが、今日はケアマネさんの顔見るなり、わーっと喋りました。
このところの、ばーばの落ち具合を、あれこれあれこれと。
まず、歩行が今までより、いっそうゆっくりになったこと。
何に対しても意欲が無く、日中、家でもデイでもショートでも机に突っ伏して寝ていることが多いこと。
昨日利用したデイの職員の方に、
「今日は◯◯さん、全然ダメでした。」
「レクも参加されずに、机で寝ていることが多く、トイレも誘導しても行きたがらず。」
と言われたこと。
ダメでしたって、私に言われても、どうしようもないし。
今年89歳になる人で、膝の状態は有り得ないほど悪いにもかかわらず、今まで頑張って自力歩行してきたわけで。
もう、いいんじゃない。
これ以上、何をばーばに頑張らせる必要があるんだろうか?
私の対応が悪いからか?
確かに、どこかに連れ出すとか、最近はほとんどしていない。
家にいる時は、とにかく寝てて欲しい。
正直、そのまま永遠の眠りについてしまえ、と思うこともしばしば。
じーじとばーばを、遠距離介護した上で、当時住んでいた水戸に二人を引き取り、在宅介護を始めてから、丸10年が過ぎました。
次男は、高校3年生でした。
次男の高校卒業と同時に、こっちに帰ってきて、実家を建て替え、新しい家で在宅介護をし、3年前にじーじを看取りました。
その次男が、今年結婚してパパになる。
10年って、長いです。
ばーばは、覚えていないだろうけど、
「◯◯(次男)が結婚するまでは、頑張らなあかん。」
「あの子を、ちゃんといいお嫁さんに託すまでは、頑張らなあかん。」
と、ずっと言っていました。
きっと、覚えていなくても、次男が結婚したことで、どこかで気持ちの張りが解けてしまったのかもしれないね。
それでも、ばーばは、まだちゃんと食べます。
お茶もカルピスもコーヒーまで飲みます。
きっとね、ばーばが歩けなくなっても、車椅子になっても、寝たきりになっても、まだまだ介護は続くと思うんだ。
まだまだ介護が続く、そう思ったら、自分の人生を優先させようと思いました。
もう10年、私は充分責任を果たしてきたと思っているから、もうこれ以上、ばーばのため、ばーばのためと考えて行動はしません。
ケアマネさんにも、
「積極的な働きかけは、しなくて結構です。」
「しばらくは、このまま様子見してます。」
「ただ、早めに特養の申し込みはしたいので、介護認定の区分変更は申し出るかもしれません。」
と、言っておきました。
うちのケアマネさん、自分の方からアドバイスをしたり、情報を提供するわけではないけど、しっかり私の話を聞いてくれます。
今日は爆睡していたばーばだけど、ちゃんとばーばの顔を見て話しをしてくれます。
今日は、ケアマネさんにいろいろ喋ったことで、少しはイライラ緩和になったかなぁ。