明白なことに、「今あるもの」 以外は目の前には存在し得ないという事実を本当は知っているにも関わらず、

 

 

今とは違った何か、今こことは違ったどこかに魅了されていると、、

 

真実 （今ここ） との調和が起きにくいというのが実際のところです、、

 

 

 

ある種のポインターとして、「今ここ」 に諦める （サンレンダー） などと言われる場合がありますが、、

 

これは何も、人生を諦めるとか、必要な対応を講じずにそのままにした状態で出来事から手を引くといったことではなく、、

 

 

「今ここ」 を受け入れ、目の前に現れている出来事に帰依するということであって、、

 

それ以外あり得ないリアリティとの完全なる親密さといったエネルギー的様相を生み出し得る態度であると言って良いでしょう、、

 

 

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とは言いつつ、、こうした説明は、いささか二元的な側面をまだ含んだ上での便宜的なものであったりもするものです、、

 

 

というのも、、「今ここ」 を受け入れ、その瞬間に現れている出来事に徹底的に取り組み、入り込むといった様相が起きるとき、、

 

それまで 「今ここに現れているもの」 に抵抗していた 「個人的 （自己中心的） 」 な感覚はエネルギーの上で溶解し、

 

 

「今ここ」 に開かれた本来的な意識の在り様 （非二元性） がその場にあるだけだからです、、

 

 

 

 

ですから、「今ここ」 を外さない禅が、真実を生きる術であると言われるのはそのためです、、

 

 

ともすると、簡単に二元性にまやかされる相対的な日常にあって、どんな瞬間においても、

 

目前のリアリティへのダイレクトな 「出会い」 （の実践） によって、見事にこの世界にかかった執拗な習性を解き放つことが可能だからです、、

 

 

そう言えば、、折に触れて思い出される、懐かしのＯＳＨＯおじさんによれば、、

 

禅のカギはあらゆる錠前開けることができる、、とということでした、、

 

 

 

※今日も読んで下さり、ありがとうございます！