皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

さて昨日は

自分の話ばかりしてしまった気がするので

今日は観光客視点で日記を少々(^^ゞ

 

そうなんです、

ブースを出させていただくということは

開場時間中は自分のことで精いっぱいで

意外なほど周りで何が起きているか

見ることもままならず

 

しかし、折角来たのに

何も見ずに帰るのももったいないので

片付けを済ませてから

少しだけゆっくり散歩させていただきました(^^)

 

まずは今回から登場した地元の雄

「くろひめ号」をじっくり観察。

美しい！

今にも走り出しそうです！

国鉄サイズの後に軽便車両を見ると

えらく小さくて可愛く見えるものですが

軌間610mm、これは更に小形の部類。

 

昭和53年まで活躍していた

日本で最後まで走った蒸機なのだそうです。

ううう惜しい！

昭和53年って、もう物心ついていたトシだ！

しかし、自分でウロウロできないトシでもありました。

しかも当時は、

古いものより新しいものに興味があり

なかなか乗れない特急・急行列車に

強い憧れをいだいていた頃。

 

ああ、あと数年早く生まれていれば･･

って、どの世代でも必ず言うのが

鉄道ファン心理(笑)

 

そして、糸魚川駅でひと休みといえば

もちろんコレに乗車しないといけませんね！(*^^*)

普段は屋根のかかった駅構内にて

キハ52に立ち入ることは出来るのですが

こうした特別な日に天気が良いと

外で楽しむことができるのです。

 

中に入ると、

もう引退から年月も経っているのに

国鉄気動車の懐かしいにおい･･

いや、香りに包み込まれます。

これはポイント高い！！

 

先客の姿もチラホラ。

空いているボックスを選んで座るその瞬間は

これが保存車両であることを

すっかり忘れさせてくれます。

 

こうして見ると、

今にも走り出しそうではありませんか？(*^^*)

そして何が想像をかきたてるって

外からは本物の大糸線の

ディーゼルサウンドが聞こえてくるんです。

あとは、適当に脳内ミキシングで

乗っている雰囲気を存分に楽しみました(*^^*)

このまま寝てしまいそうです(笑)

車掌さん(＝ジオパルの係員の方々･笑)に

叩き起こさせては迷惑でしょうから

一念発起して立ち上がり

前回訪問時に撮りきれなかった

ディテールの部分を撮影しておきました。

 

例えばこれ。

Nゲージサイズだったら

ただ濃灰色のプラ板を立てれば充分だし

16番サイズにしたって、

そう見えるものでもありませんけど･･

あとで何を作りたいと思うか

わかったもんじゃありませんからね。

くろひめ号ともども、キハ52もあらためて

結構つぶさに撮影してまいりました(^^)

 

保存車両というのは本当に有難く

現役当時に思いを馳せるにも最高ですし

私たちモデラーの立場からしても

模型を作るにはこの上ない一次資料です。

本当に感謝するほかありませんね！

 

そして、こちらは

また別のコンセプトで「復元」された

トワイライトエクスプレス！

 

････惜しい！

開放時間を過ぎていた(笑)

 

こちらは

地元の木材を使い

地元の職人さんが手掛けた

車体とプラットホームの一大展示です。

車端部分がスイートを再現、

中間部分が食堂車を再現しています。

 

この木工の美しさよ！

 

実はこの車両、室内の調度品に

実際の運行の際に使われていた

数多くの「本物」がちりばめられていて

その雰囲気は、木造のインテリアと相まって

非常に豪華な雰囲気を･･

 

･･というのを、是非見てみたかったのですが

これは次回のお楽しみですね！

 

車番がスシ24 1101。

1000番台って何だっけ？？

いや、待てよ？？？？？

 

い･･･とお･･･い･･･なるほど！！(大笑)

でも、なさっておられることは

充分に感じ取ってまいりましたよ(^^)

 

鉄道ファンとしてはついつい見た目の

「完全再現」にこだわりを持ってしまいますけど

(なので、正直な話、モデラーとしては

窓の天地寸法が少し気になる。笑)

 

むしろ実物よりも豪華に見える内装に、

再現しているのはカタチだけではなく

その乗車気分や雰囲気であることが

自然と感じられるんですよね！

 

同時に、

糸魚川の林業と木工って凄いんだな！

と、深い印象が残りますから

ものすごく練り込まれた

素晴らしい展示だなあと思ったのでした(*^^*)

 

なんて、偉そうにすみません(笑)

 

これから食事会などのイベントも

企画なさっているとか。

これからの発展が楽しみです！

 

そして最後に本丸攻略(笑)

こちらは常設されている

展示とレンタルレイアウトのコーナー

「ジオパル」です！

日中は人でごった返してましたけど

夕刻には落ち着いて見られました。

レイアウトを楽しんでおられる方もちらほら。

 

常設のカメラカーも楽しいし

車両の持ち込みも歓迎です。

長大編成の優等列車ですら見失うほど

デカいレイアウトで走らせられる、

しかも風景のあちこちに

ローカルネタがちりばめられ

見ているだけでも飽きません(^^)

 

そして館内は

ふと気付くと色々と充実していて

日々進化を続けていました。

 

「鉄月花」(笑)

 

模型も、

レイアウトを走る現役の模型から

こうして展示されている懐かしの模型まで

これまた充実の内容です。

 

これもいいなあ！

古き佳き三線式(*^^*)

バックの実物車両と並ぶ姿も格別です。

 

こんな展示物もありました。

0系新幹線の鼻(^^)

 

こちらはローレル賞受賞時、

「雪月花」に掲示されたエンブレム。

 

こうした記念品や実物の部品も

ずいぶん多くなったようにお見受けしました。

いずれ別館が建つ勢いですね！

(って、また勝手なことを。笑)

 

ウケたのがこちら。

ちらし弁当！

中にはさまざまなお知らせの「チラシ」が。

ナイスアイディア！

と思ったら新津のものでした！！(笑)

という感じで･･･

 

色々とね、

なんだか気持ちが温かくなる

良いトコロなのでありますよ(^^)

 

また、ローカル視点で恐縮ですが

同じ新潟県内とはいえ

東京から静岡や諏訪くらいの距離ですから

そりゃちょっとした旅行気分にもなり

実際に少し風土の違いも感じられて

 

余談ですが

こちらは帰りに立ち寄った地元資本のスーパーで

「糸魚川のソウルフード」とPOPが掲示してあった

「牛乳パン」

あー、もう見た瞬間に購入確定。

 

ネーミングもパッケージも完璧です！

 

そして、昭和感丸出しのいでたちの

期待を全く裏切らない昔ながらのパンは

期待を大きく上回る懐かしい美味しさでした。

これ、乗り鉄にもとても良さそうです！

紙パックのコーヒー牛乳とか一緒にね。

ああ、もうキハ52に座った数分間のおかげで

すっかり気持ちが昔に戻っておりました(^^)

 

まだ先の事は伺っておりませんが

街全体、そしてトキめき鉄道さん、

ＪＲ西日本さんとともに

今後ますます充実したイベントとなることを

お邪魔するたびに確信致しております。

 

それでは、今年の糸魚川自慢はこのへんで。

また次回、お会い致しましょう！(^^ゞ

 

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