【英語】ダ・ヴィンチ・コード【多読】 | おっさんのひみつ ~グンマーの英語学習~

おっさんのひみつ ~グンマーの英語学習~

33歳から英語学習を開始したおっさんのひみつに迫る、英語上達完全マップによる学習の記録、でした。
グンマー、群馬サファリパーク、ニチアサキッズタイムとなんでもあり、そう思っていた時期が私にもありました。
あーさんとぽっさんに捧ぐ。

映画化もされた有名作、もちろん映画は観ていない。
びっくりするくらい面白かった。
489ページ、138,369語。

 

●The Da Vinci Code

The Da Vinci Code (Robert Langdon)

評価:★★★

 

宗教モチーフながら、非常に読みやすい英語の本作。
基本的にはフィクションだけど、モナリザや最後の晩餐など豆知識的な部分が面白い。
美術的・宗教的に新たな視点、解釈があるというね、流行りの言葉でいうとダイバーシティよ(?)

 

簡単に言うと、イエス・キリストの秘密・聖杯を巡る紛争的な。
祖父が遺した暗号により聖杯に導かれる主人公ソフィーと宗教象徴学教授ロバート。
とにかく展開はスピーディで、静かなる危機の連続。
最後は惹かれ合い抱擁する二人、ってそれ絶対吊り橋効果やろ!

 

発表当時、イエスを冒涜してるとかカトリック教会が怒ったそうな。
ロバートも「聖書はぶっちゃけファンタジーだよね」とかブッ込んでくる。
文脈上とはいえ、薄々思っていてもうっかり口には出せないっすよ。

 

アルビノの暗殺者、コワモテのフランス警察警部などサブキャラも魅力的。
聖杯を守る秘密結社やらフリーメイソンやら、いろいろ厨ニ心をくすぐるわよ。
登場人物が絞られているのに、終盤で明かされる黒幕の正体には驚いた。
さらにはソフィーの出生と家族に関する秘密にもびっくり。

 

萌え大賞はやっぱ白き暗殺者シラスさんですかね。
間違った愛の体現者、司教アリンガロサとの絆。
悪役なのに憎めない大したやつだぜ。