もうすぐ夏休み。
宿題が多く出る夏休みがやってきますね。
夏休みの期間が長く、遊びに夢中で宿題が後回しになりがちです。
まだまだ夏休みはあるから・・・なんて思っていると、あっという間に9月です。
理想は7月中にすぐ終わりそうなものはやっておき、8月中旬のお盆までにすべて終わらせておくことですね。
高校生などにありがちなのは、
8月下旬の登校日に宿題の解答もらえるから、それまでやらない。
解答もらったら答え写せばいいや、というもの。非常にもったいないです。
そういう甘えた行動の一つ一つがツケとして後で降りかかってきます。
自力でやりましょう。
夏の宿題は種類が豊富ですが、今回は読書感想文について触れていきたいと思います。
夏休みの長い期間を利用して、まずは本を選び、しっかり読み、自分の思ったことや感じたことを文章にしていく。
自分の考えや意見を自由に述べていく練習になりますし、本を読むことで知識も増えていきます。
夏休みという比較的自由に時間が取れる期間で、よく出される宿題だと思います。
ただこの読書感想文というのは、宿題を出された子達からすると、
「時間がかかってめんどくさいもの」という印象が強いようです。
また、普段から読書の習慣がない場合、分厚い本を読むことが大きな壁となり、なかなか行動に移せず。
本は読んだけれど、感想をどう書いていいか分からない、となかなか気が進まない宿題の一つとなっています。
そんな子達が取りがちな行動は、写す(パクリ)というもの。
書き方のヒントを見ながらとか、大人にヒントをもらいながら、といったものではなく、
ほぼほぼ出来上がっているものを写すというもの。
今は小学生でもスマホを持つ時代。インターネットが使える環境であれば、読書感想文でさえも検索で出てきてしまうのです。
めんどくさいから調べてそのまま写す、その行為は本人の為になりませんね。
楽をせずに時間をたっぷりかけて、自力で宿題をやることで、力はついてきます。
ただこの写すという行動よりも、世の中には時代に合わせて変わったサービスが存在します。
テレビで取り上げられ、ご存知の方もいるかと思いますが、宿題代行というものです。
色々なサービスが存在する中で、ついにここまできたかといった印象です。
宿題を出さないと悪い成績がつく、そういった制度があるゆえの宿題に対しての間違った考え方が先行しているのかと思います。
めんどくさいから、出さないと怒られるから、評価が悪くなっちゃうから、そういった考えから、他人ばかり頼るのは自分の為になりません。
自分でやる、当たり前のことですが重要なことです。
ただ、スマホやゲームばかりで教科書を読んでも内容を把握・理解できない子が増えているのも事実です。
そういった子をサポートし、出された宿題を自分でこなせる力をつけさせていくのが塾の役割ですね。
(文責:飯島)