俳優&株式会社 J’S STUDIO代表 田邉淳一です。

俳優として日々活動をしつつ、会社も経営しております。

ご興味がある方はこちらこちらものぞいてみてくださいね。

 

先日ようやく映画の追撮も終わり※アフレコはまだですが・・・

会社のほうの仕事も大きい都内のイベントは終了しました。

これからは、自分のやりたいアーティスト活動と来年への準備

に時間を使っていこうと考え中です。

さて、最近自身の演技クラスや依頼されたプライベートレッスンで

よく同じ質問を受けます。それは、

「どうしたら、俳優で食べていけるんですか?」です。

たぶん一度は誰でも思ったことあると思います。

私も以前は何度も考えましたし、今も日々考えてます。

でも私は悩んではいません、むしろ楽しいです。

もしこの気持ちを皆さんが持つことが出来たら、きっと皆さんにも

俳優業に色々な可能性が見えてくると思い書きます。

私は聞かれたらその人にまずこう質問をしています。

まず、あなたは以下を自分で把握してますか?


・あなたは、俳優業が本当に好きなのか?
好きならやめられないし、本気で考えられる。


・「毎日俳優として生きている」だろうか?
あなたが俳優なら、毎日俳優としての行動をしなくてはならない

 

・あなたにとって「俳優で食べていく」ということはどういう事だろう?

・そのために何をしているだろう?


が大事だと考えています。特に後半の2つが大事です。

※本当にじっくり考えてみてください。場合によっては数日かかるかも。


俳優で食べていく=

映画・舞台・CM等の依頼を受け、出演料をいただきそれで生きていくこと

とだけ考えていたとしたら答えが出ず、同じ悩みが続くと思います。

だって、それはすなわち「仕事を待つ」だけだからです。

では、製作会社へ営業に回ったらどうでしょう?

確かに待つだけよりは、若干可能性はありますが、それでいきなり

食べられるか?といったら疑わしいですよね。

もちろんこの作業は必要です。一般社会だって営業は一番大事だし。

じゃあそれ以外無いのだろうか?

俳優のスキルって、映画・舞台・TV業界でしか役に立たないのか?

俳優って、ほぼ個人事業主ですよね?

ってことは自分が社長なわけで、じゃあ自分で仕事作れないのか?

もちろん自主映画・舞台何でもいいと思います。でもそれ以外に

まだできることは無いでしょうか?

私は以前NYに住んでいた頃、アーティストが自分で自分を売り出して

路上パフォーマンスしているのを多く見ました。

そのパフォーマンスを売り物にして人気が出た人もいました。

別に路上パフォーマンスだ!といっているのでは有りません。

あなたのスキルが、映画・舞台・TV以外に活かされる場所が

絶対にあるということです。

※昨年私はメールでやりとりして、NYで仕事を作ってきました。(写真)

 


 


俳優はアーティストだと思います。アーティストは、

自分の技術(作品)を対価に生きている人です。

その場所は決して1つではないはずです。

あなたの持っているスキルやものを、求める人々にサービスする。

それをじっくり考え、自信のあるスキルならば、それは必ず

求めている人、必要な人からのニーズがあります。

私は、ひょんなことから俳優のスキルを活かす場所を見つけました。

もちろん映画も舞台も広告も引き続き活動の場としていきたい。

でも、自分のスキルが社会の中で活かされるのなら、

私は喜んでそのスキルを役立てていきたいと思っています。

アーティストとして大事なことは、芝居と一緒です。

俳優として毎日生きて、【考え】・【具体的にする】そして【行動する】です。

 

そこで受けた、作った仕事は

 

【俳優として生きて、俳優で食べていく】ということだと思うんです。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。