シニア犬との暮らしの工夫 〜2018年11月現在 | 保護犬と暮らそう~ラジオと音楽と珈琲で繋ぐ保護犬ボランティア(アグリドッグレスキュー)

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メイさんはもうすぐ16歳
年相応に老けてはきましたが
食も太く、規則正しく安定した毎日を過ごしています
 
おかげさまです
 

 
 
 
消化器系が弱点のメイさんのごはんは
以前もブログに書きましたが
固形物の原型が見えなるくらいまで
フープロを丁寧にかけます
 
そして消化酵素を足して
消化に必要なエネルギーを軽減、
内臓の負担をできるだけ減らして・・・
 

 
 
など、していたのですが
 
今年になってから
飲み込む力が少し落ちたような気がして
 
人間の老化とよく似ていますよね
 
大変な食いしん坊なので・・・
ごはんともなると、そわそわウロウロ
動きが普段の10倍高速になります!
 
待てないメイさん
この瞬間にだけ、命かけてます
なので疲れ過ぎないよう直前までクレート待機
 
 
 
 
こんなだから、誤嚥も心配
弱点のひとつ、膵炎の再発防止も必要
 
ってことで
これまでの工夫に
いくつか、プロセスを加えてみました
 
 
ごはんチビチビ 作戦
 

 
これまでは、2回に分けてました
小分けの回数を倍の5回にして
インターバルを増やしたところ・・・
 
ゲップがめちゃ減りましたニコニコ
 
食いしん坊は、ハグハグと空気も一緒に
一気に食べます
ゲップ、出るんですよね
これ、侮れません
胃拡張や、胃捻転も怖い汗んですよね
 
 

 
ゲップこいこい 作戦
 
そうそう
なので、食後のゲップ出しも
以前からのルーティンのひとつです
 
赤ちゃんのお世話みたいです(笑)
 
カラダを起こして(腰に負担ないように)
背中をさすりさすりしながらゲップ待ち…
 
以前は必ず、
カラダに似合わない特大ゲップをしてたけど、この頃は出ない時もあります
 
食べる空気量が減ったのでしょうかね
 

 
 
寝かせるの待ってみよう 作戦
 
食後、しばらくは横にならずに
抱っこして起きている時の状態のままを
保持します
 
 
ごはんのあと介護マットにポンと置くと
すぐ・・・もう、本当にすぐ、
コテンと横になり、眠り始めてしまいます
 
 
食べたものが
ちゃんと食道から胃に落ちているかどうか
ずっと心配があったのですが
これまでは大丈夫だったのに・・・
先日唐突にリバースしてしまいアセアセ
 
一瞬、また膵炎か?!と肝冷えましたが
その後の様子からその可能性は否定され…
 
 
身体の構造的にも
食べてすぐ寝ると食物が胃に落ちにくく
加えて喉〜食道の、筋力低下も相まって…
逆流性食道炎、とかにもなり得ません
 
という自己診断に基づき
試したところ、バッチリ✨
 
結果的に、以降は吐き戻しは一度もなし
 
ただし
本犬、眠たいのだから
睡魔を我慢するのは気の毒なので
抱っこで姿勢保持、子守唄付きデス(笑)
 
 
忙しい時は15分
余裕がある時は
背中の経絡を温めながら優しくさすさす…
 
 
全て終えてから
介護マットの上で、コテンさせます
 
 
食道や胃の位置<頭の位置 作戦
 
地味だけど、なんかいい感じだと思います
 
いらなくなると自分で外してます
 

 

 
出したら、入れる 作戦
 
水分をたくさん摂っているので
チッチは2h〜3hおきのこまめ排泄
チッチを軽んじているのか(笑)
トイレまでたどり着かず実行、が殆どなので、母ちゃんがトイレに連れて行きます
 
 
出したら、飲む(保水)
 
シニアで、クッシング症候群もあり
保水が苦手なメイさん
常に軽い脱水状態、くらいに思っていないと、本当に脱水しちゃいます
これからの季節は特に乾燥するし
防寒対策のホットカーペットは乾燥しますね〜
 
 
石油ファンヒーターも出しました
(不在時の稼働時は柵してます‥)
 
●余談●
↑銀色のは断熱シート
ホットカーペット以外の床に敷いてます
特にクレート下はおススメ
フローリングは、意外と冷えるのです
 
 
 
水分は、粘性がないとうまく飲めないので
トッピング用野菜を煮た時のスープを保存し、飲水に使います
メイさんの場合、サラサラの水分は、無理
もれなくむせますので要注意です
 

このスープ、オクラや山芋が入ってるので
トロトロ(全10種の野菜煮てます)
ペットボトルで10本以上はあるかなぁ
常にワン専用冷凍庫はパンパンだす
 
 
ただ、
入れてばかりいるのも
休みなしで働かなきゃならない内臓たちが疲れないかしら…と心配にもなる
 
・・・
・・・
・・・
 
結局、すべてはバランス
鉄板回答がないところが、シニアの難しさ
日々、一刻、状態や状況は変化します
 
 
観て
判断して
試して
 
これの繰り返しです
 
 
毎日の暮らしが、お勉強
 
 
 
安定したら
できるだけ、ブレのない生活をする
変化があったら、また考える
 
心配や不安は
犬たちに影響してしまうから
 
変化を楽しみ
老いすらも、楽しむ
そんな心意気で、年の瀬を過ごしております
 
 

もうすぐ12月

今年1年、残り1ヶ月あまりとなりました
 
犬たちも飼い主さんも
みんな、みんな
健やかに、新年を迎えられますようにラブラブ!
 
 
今夜も寒くなりそう・・・