2020年 東京理科大・理(数)(第二部) 数学 第4問
おはようございます。ますいしいです
今朝は曇り今日も朝から蒸し暑いです
今日の最高気温は、36℃と猛暑日です
熱中症に気を付けて、体調管理には十分御留意ください<(_ _)>
それでは、本日もまずは偉人の言葉からです
『純粋数学とは,考え方の論理の詩
のようなものである.数学者たちは,
できるだけ広い範囲の形式関係を,
簡潔に論理的に,また同じ形で包み
込むことを可能にするような,演算
操作についての,なるべく一般的な
表示法を見つけ出そうと試みている.
考え方についての論理的なスマート
さを達成しようと努めながら,彼らは,
自然の法則をより深く洞察するのに
必要な公式を発見したのだった.』
(A・アインシュタイン,ドイツの物理学者,
相対性原理の創始者,1879-1955)
なかなか難しい問題です 特に
最後の(5)は、しばしば登場する
ある手法が重要です……
さて、その手法とは……
それでは、最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください。
(※時間の目安) (1)30秒 (2)1分 (3)10分 (4)2分 (5)6分
Integral recurrence relation
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
(1)“合成関数の微分”ですね
(2)“置換積分”でもよいですが、“積分は微分の逆算”です
(3)ちょっと、フェイクですね “数学的帰納法”というと、
“nについて”、と反射的に反応してしまいますが、ここは
“自然数pについて”、推し進めた方が時短ですね
なかなか面白い“数学的帰納法”です
ぜひ、“解いておいた方がよい一題”です
(4)ここは、誘導に乗って、上を使って、直ちにですね
(5)これは、一度でも解いた経験がないと厳しい問題ですね
実は、数列などでしばしば登場する手法で、Jp+1/Jp を
計算することで、どこまでのpで増加数列か減少数列かを
調べる、“増加・減少数列の評価法”です
今回のこの問題は、“旧帝大など難関国立大・理系”で出題
されそうな問題です ぜひ解いておいて欲しい一題です
それでは、次回をお楽しみに
by ますいしい
下の書籍は、“計算力”を
身につけるのに、お勧めです