少しずつ秋の風を感じる季節になってきました。

 

 

季節の移り変わりを感じますね。

ここ数日は、全国的に突然荒天となり、ゲリラ豪雨や雷に見舞われることが多かったようです。

私の住んでいる東京都でも、先日は夕方から激しい雷雨となり、久しぶりに地鳴りがするほどの雷を経験しました。
 

 

稲妻は稲の妻と書くように、植物の成長を促進し、豊作を後押しする力を持っています。

元々は、神前に供えるお米は、稲妻の落ちた田んぼから収穫されたものを備えていた、とも言われています。

稲妻の別名は、雷（かみなり）ですが、これは言霊で解釈をすると「神に成る」という意味になります。

雷によって、この世の理を超越した、パワフルなものになる、という意味だったのです。

そのため、神前に供えるのにふさわしいものとして重用された、という歴史があるのです。

また、雷が落ちた木で彫られる像や祭祀具も、通常のそれとは異なる特殊なパワーを帯びることがあり、ヒンドゥーの寺院などでは、奥の院にそれを祀ることで空間を癒しの場へと変容させる技術が存在していました。



こうした激しい気候変動が起きる際には、上空に母船が来ていることが多くあります。

現在多く飛来しているのは、ゲル（巨人族の宇宙人）の宇宙船です。

ゲルは他の種族の宇宙人と比べても、時空を自由自在に操るパワーが非常に強いため、彼らが近くなるとそれだけで私たちが普段認識している時空間が柔らかくなって少し歪むのですが、やはりここ数日は時空がグニャグニャしているように感じます。

ゲルは、遮光器土偶のモデルになった宇宙人でもあるのですが、考えることを重視し、哲学的な思考を好む宇宙人です。

また、宇宙最強の念力を持つ宇宙人でもあり、あらゆる物理的制約を、意志の力一つで自由自在に
捻じ曲げることが出来る、サイキックパワーの司でもあります。

そのゲルが近づいてきてくれているということは、私たちに対し、

 

「思想的な転換に基づく、念力の発露」

 

を後押ししてくれている、ということを意味します。



念力とは、今の心の力、と書くように、今の自分の生き方が過去も未来も全てを変え・癒すことが出来るというスタンスそのものです。

以前に

「ゲルからのメッセージ その1 ～時間を超える～」

https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12230563797.html

 

「ゲルからのメッセージ その2 ～念力の本質～」

https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12230598839.html

で書いたように、これは直接ゲルからレクチャーを受けた、宇宙人の叡智です。

過去に対する後悔や怨念が強いと、念力は発露しません。

今に100%のエネルギーで集中できないからです。

また、未来に対する不安感が強く、今の自分の力を信頼できなくても、やはり念力は発露しません。

いわば念力とは、今の自分がすべての根源になっているという、自覚と覚悟なのです。

では、何故ゲルは今、私たちの念力を後押ししようとしてくれているのでしょうか。



今の時期は霊的ブリザードも発生しておらず、安定していますが、お盆の期間に入る少し前くらいから、体調を崩してしまったり、気分が落ち込んだり、これまで気にならなかった自分の心の弱さや、闇のような側面に向き合わされる人が増えてきています。

これは、多くは先祖の記憶です。

今の私たちに少しも非がない、と言っているわけではありませんが、先祖のなかにきつい思いや苦しい思いや悲しい思いをした人がいて、その記憶が私たちの肉体を通じて、よみがえってきているのです。

 

先祖たちは亡くなって消えてしまった存在ではありません。

私たちを構成するDNA（遺伝子）の螺旋の一つ一つに、私たちの命をここにつなげてくれた先祖たちの思いと、彼らの人生が一分一秒にいたるまで、全て記録されているのです。

 

つまり、実際には、先祖の霊がフワフワ浮かんでその人に寄り添っているというよりも、先祖たちは、私たちと肉体を共有しながら、今も一緒に生きている、と言えるのです。

そのため、お盆という霊なる世界と現実の世界が近づくこの時期は、そうした記憶の中で、特に抑圧されてきたきつい思いが顕著に浮かび上がってくるのです。

 

つい先日までお盆の期間でしたね。

ですから、この時期はそうした彼らの記憶に同調し、私たちも体調を崩したり、気分が落ち込んだりしやすいのです。

それが激しければ激しいほど、彼らの思いも激しいものであった、ということになります。

だからこそ

「ここから飛躍するための8月の過ごし方　～母性が鍵になる～」

https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12394294477.html

という記事のなかで、8月は母性が大切で、自分のルーツをリスペクトし、先祖とのつながりを深めてお
きましょう、と書いたのです。

 

 

亡くなった先祖のなかで、子孫を護り導くと決意した存在たちのことを守護霊と呼びます。

先祖の誰もが守護霊になるわけではなく、子孫や縁者を幸せにしたい！と強く決意したものしか守護霊になりません。

守護霊にならない先祖は、仏教では成仏していない、と定義されます。

精神世界が好きな方の感覚からすれば、亡くなってからも他者の幸せを祈れないなど、意味が分からないと思うかもしれませんね。

しかし、少し時代をさかのぼれば、この平和な日本ですら、切った張ったが当然のごとく行われていた
残酷で危険な時代がありました。

ただ家族でご飯を食べていただけなのに、突然盗賊に襲われ一家が皆殺しにされてしまう、という凄惨な事件でさえも決して珍しくはない、という時代があったのです。

そんな目に遭えば、恨みや苦しみを持ち続けてしまうのもわかるような気がしてきませんか。

そういう時代を生きてきた先祖たちのなかでは、

 

「ああ、いい人生だった！」

 

と思って亡くなる人は、そう多くはいません。

彼らの多くは、個人の勝手な我が儘で成仏していないのではなく、分かってもらいたい苦しみや悲しみがあまりにも大きすぎるのです。



ゲルは、こうした流れを見越して、私たちの意識をヒーリングすべく、日本上空に多く飛来していた、ということなのです。

私たちの先祖を直接癒すのではなく、私たちの意識をヒーリングしている、というところが重要です。

何故先祖の霊を直接癒してはくれないのでしょうか？

それは、先祖を癒すのは、彼らの子孫である私たちの使命だから、なのです。

 

それは天命の一部であり、自分が決めてきたことでもあるのです。

魂として自由な存在だったころの私たちは、自ら自分の両親を選びます。

しかしそれだけでなく、家系全体を見渡したうえで、ベストな環境を選んでくるのです。

つまり、先祖や家系の偏りも、自分が癒そう、癒したい、と決めて、この世に生まれたのです。

しかし、ほとんどの場合、誕生と同時にそのことを完全に忘れます。

そうしなければ、リアルな探求にならず、自己成長に繋がらないからです。



では、一体どうすれば先祖を癒せるのでしょうか？

先祖を癒すのは、決して霊能者やサイキックや宗教の専売特許などではありません。

その意志さえあれば、誰にでも実践していくことが出来るのです。

 

 

それは、なるべく良い感情（嬉しい、楽しい、有り難い）で生きる、というシンプルなことです。

 

 

 

何を綺麗ごと言ってるんだ、と思われるかもしれません。

 

しかし、これは本当に大切なことで、深い奥行きをもったテーマなのです。

状況に翻弄され、良い感情で生きるということを維持するのは難しい、というのが人間の人生ですよね。

こう思ってみましょう。

特に、きついな、嫌だな、苦しいな、と感じるときほど強く意識してください。

 

 

「もしかしたら、自分の先祖の中にも、今の自分と似たような状況で苦しんだ人がいるのかもしれない。」

 

 

と。

 

しかし、だから先祖が悪いのだ！と責めても誰も幸せになりません。

 

それを癒そうと決意したのは自分自身なのですから。

 

責めるのではなく、感情を切り替えて、こう思ってみましょう。

 

 

「なるほど、そうだとしたら辛かっただろうね。今、それが身に染みてわかります。でも、大丈夫ですよ！あなたたちの子孫であり、愛の結晶である私は、明るく楽しく生きていくからね！安心して見守ってね！」

 

と。

この生き方こそ、苦しみの最中にある先祖にとって、力強い希望の光になるのです。

何故なら、先祖たちにとって、自分の遺伝情報を肉体で共有している子孫は、自分の分身であり、自分が乗り越えられなかった出来事を子孫が乗り越えることは、先祖自らがそれを乗り越えたことと完全に同義だからなのです。

その瞬間に、先祖はその出来事に囚われなくなり、自由を得るのです。

これは特定の感情や記憶に囚われていた先祖からすれば、子孫の手によって自由を手にするという感動体験であり、奇跡そのものです。

 

そうして自由になった先祖は、強烈な使命感に駆られ、

「はっ！自分は一体今まで何をやっていたんだ・・・。子孫よ、私を癒してくれて、きつい状況を乗り越えてくれて、本当に本当にありがとう。よーし！！！この子孫を絶対に幸せにしてみせるぞ。」

と、子孫を強く護り導くようになります。

つまり、守護霊となるのです。

 

 

 

しかし、全ての先祖の囚われを一人の子孫が引き受けるわけではありません。

 

その子孫の生き方や感情の使い方によく似た先祖と共鳴するのです。

 

そのため、そうして現象化する様々なテーマを乗り越えることは、子孫本人にとっても、極めて重要なことであり、そうした視点から考えても、一方的に課されるものでも、やらされているものでもないのです。

 

当然ながら、子孫を先祖が呪っているとか、祟っているということなども、あり得ません。

 

これについて、詳しくは

 

「先祖が守護霊になった話」
http://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12087166432.html

「先祖を訪ねて三千里 その1」
http://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12091646412.html

「先祖を訪ねて三千里 その2」
http://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12093601445.html

 

をお読みください。

 

 

今の私たちの生き方が、過去（先祖の記憶）を癒し、未来を変える（守護霊が増え、自由度が増すことにより、望む未来を創造する力がどんどん高まっていく）とは、こういうことなのです。

ゲルは、これこそ念力の本質であり、今の心の力だ、と伝えてきているのです。

確かに、先祖を思ったとしても、今きつい状態の最中にある人が良い感情で立ち上がるのは、そうそう簡単なことではないかもしれません。

しかし、今の自分の力と自分を護り導く存在たちの力を信じたならば、必ず希望は見えてきます。

過去を悔やんでも、自分や周囲を責めても、念力は発露しません。

 

あなたは決して一人ではありません。

 

あなたの苦しみも悲しみも喜びも楽しさも、すべて同時に共有してくれる先祖たちと常に一緒にいるのですから。

 

彼らは、そばでただ見守ってくれているというレベルではなく、私たちの感覚を自分のこととして感じるのです。

 

肉体を共有している、とはそういうことです。

そして、それだけではありません。

 

あなたにはちゃんと守護霊もついています。

たくさん祈って、彼らの力を信じる心を確信に変え、明るく楽しく生きていきましょう。

それを続けているうちに、あらゆる物事を動かす力が強まっていきますよ。

 

 

 

8月も後半に入りましたが、

 

「ここから飛躍するための8月の過ごし方　～母性が鍵になる～」

https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12394294477.html

 

に書いたように、この8月は母性・ルーツ・先祖がテーマです。

 

新しい波に乗っていきましょう！