4月25日（木）ロッテ6回戦（千葉）、6-0で勝ち。対戦成績5勝1敗。大津が7回2安打1四球無失点、元気のない相手打線にも助けられ無傷の3勝目。大卒社会人2年目で順調に成長している。投手は制球力が生命線であることを証明した。
大津は試合後の談話でワンシームが良く決まったと話していた。シンカーの類の変化球だが、チェンジアップも効果的だった。この2つを中心にスライダーなどとストレートの組み立てを海野がよく配球した。バットはからきし駄目だったが。
山川のHRは、ボ－ルの下っ面にバットを入れてスピンを効かせ飛球を上げる見事な一打だった。本塁打王3回の打者ともなると高等技術でスタンドに運ぶ。デスパがスライスをかけて右方向に大きな打球を飛ばすのと同じだ。9回の大ファウルは絶好球過ぎて力んでしまった。ガムをやめて好感度も上がるだろう。
柳田が3安打2四球で全打席出塁した。先週は早打ち病が再発していたが、今週は打ち損じが減り、ボールを良く見極めている。4番が打点を稼いでいるので、無理なバッティングの必要がなくなったのが大きい。山川は2割5分の打者だが、一発の恐怖は3割にも優る。この2人が終わっても近藤がいる打順は、相手投手の疲労度は相当なものがある。
明後日からは12日以来の西武3連戦。今井―隅田―コーナとの再戦が予想される。東浜―モイネロ、3戦目は石川か。スチュアートだけはやめてほしい。
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