■追記■これは認知症と診断される前の2018年の記事です。

 

 

 

今日は80歳手前の母の話。

いつかは来るだろーと思っていた事が、
とうとう起きてしまったよーで、
 
 
「貴金属全て盗られた」と。
 
 
 
兄夫婦と同居してる母の話によると、
宝箱の中が空っぽになっていた、
兄夫婦があやしい…と。
 
 
 
そんな訳ねーだろ。
2ヶ月前の引越でどっか仕舞っちゃったんじゃねーの?
 
と、今までの母になら、
そう答えていたと思いますが、
ひょっとしたら(可能性は濃厚)
 
 
認知症の初期症状
 
 
 
かもしれないし、
だとしたら、
 
 
否定は危険
(火に油を注ぐようなもの)
 
 
 
もちろん「盗難事件!!」と同調しても良くないので、
 
いつもの私らしく、
冷たくあしらいながら話を聞いてると、
落ち着いたようで、
 
出掛けて行きました。
 
 
 
志麻子「一件落着したの?」
 
 
 
どーだろ?
また「盗られた」って騒ぎだすと思うけど。
 
 
 
1年くらい前に、
母が「お金なくなった」って言い出したら認知症の始まりだからね。
 
って話を兄夫婦としていたら、
 
もうすでに「お金なくなった」事件は起きていて、
後日お金は見つかったんだけど、
 
母自身が「認知症になったかも」と病院に行ったそーなんです。
 
病院の診断は「ただの物忘れ」。
母の心配はなくなったのですが。
 
 
 
 
その時と今回の違いは、
 
本人が自分を客観視できてるか
 
 
認知症が進むと、
鏡にうつってる自分が自分と思えなくて、鏡さんに話しかけるそーです。
 
 
 
今回、母は何の前置きもなく、
「盗られた」と断言から始まったので、
今までと違うと気づきました。
 
 
「おまえが盗ったんだろー!!」
って、まだ私は言われてないので、
平常心でいられましたが、
 
 
面と向かって頭ごなしに言われたら、
娘としての積年の怒りも出てきて、
えらい事になっていたと思われます。
 
 
 
さて、
これからどーしたもんだか。
兄夫婦と話し合いだな。
 
 
猫の介護経験が、
人間にも役にたつかなぁ。
 
 
猫相手なら、
何されても全然怒れなったけど、
母は…。
 
 
志麻子「おかぁさん、嫌いなの?」
 
 
 
ええ。
人としては嫌いな人種です。
 
ただ、
母としては、ふつーに感謝しています。

 

 

 

 

 



人気ブログランキングへ