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株式会社パーソル総合研究所が、
「副業の実態・意識調査」を実施して
副業に関する個人の実態把握を行いました。
調査の結果をまとめますと、下記となります。
＜副業の実態・意識調査結果【個人編】の要旨＞
１：正社員で現在副業している人は10.9％。
現在、副業を行っていないが、今後副業したい人は41.0％。
２：副業開始のタイミングは１年以内が41.3％で、
そのうち６か月～１年前からが21.9％と最多。
３：非副業者を年代・性別にみると、すべての年代で
女性の意欲の方が高く、若いほど副業意向が高い。
４：１週間あたりの副業にかける時間は平均10.32時間。
本業と併せた１週間の総労働時間が70時間を超える層も
１割程度おり、長時間労働に注意が必要。
５：副業のデメリットとして、過重労働となり体調を崩した（13.5％）、
過重労働となり本業に支障をきたした（13.0％）などが挙げられる。
６：副業による本業への影響として、会社へのロイヤリティや
本業のパフォーマンスは「高まった」が「低下した」を上回る。
本業のモチベーション向上は23.1％。本業の仕事のやり方についても、
「既存のやり方にこだわらず、よいと思ったやり方で
仕事をするようになった」が43.5％など、プラスの効果がみられる。
７：副業による平均月収は6.82万円、副業による平均時給は1652.1円。
８：副業の目的のトップは収入補填。他属性と比べて、
20～30代男性は自己実現の目的が高い。
とても面白い調査結果ですね。
４、５の副業による過重労働については
確かに気をつけなければいけないポイントですね。
それ以外の項目については、
ほぼほぼポジティブな結果だなと感じました。
特に、１・２・６に注目して下さい！
正社員で現在副業している人は10.9％、
今後１年以内に副業したい人41.3％、
そのうち６か月～１年前からが21.9％と最多。
本業収入だけという状態への不安だったり、
将来の年金があてにならないことへの対策だったり、
平均寿命の長期化による老後への備えの重要性だったり。
様々な理由から副業を始めている人や
これから１年以内に副業を始めようとしている人が
本当に増えてきていることがわかります。
また、６に書かれているように、
副業が本業に与えるプラス効果についても
最近はかなり注目が集まっています。
副業で結果が出ると経済的・精神的自信がついたり
事務処理能力やコミュニケーション力が上がったりして
本業が加速する傾向があります。
私自身もサラリーマン時代、副業を始めてからのほうが
本業の数字も伸びましたし、上司からの評価も高くなりました。
このように、これからは新たな副業の時代が到来します。
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