REBELS.63 × KNOCK OUT | タカタカ先生の高望み日記

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昨日は、キックボクシングのREBELSを観戦しに後楽園ホールへ。





練習でお世話になっているPHOENIX GYMの雅駿介選手の応援にきました。






既に他団体で2本のベルトを巻く雅選手ですが、今回は"超攻撃型ムエタイ"スアレック・ルークカムイ選手を相手にREBELS MUAY-THAI暫定王座決定戦に挑みます。



最近、熱心にカーフキックを練習する姿を見聞きしている雅選手。



カーフキックとは、膝から下、脛の横を蹴る技です。蹴った箇所の筋肉が小さいせいか、太腿を蹴る普通のローキックよりも効き始めるのが早いと言われています。


7月に私が高橋遼伍選手に蹴り倒されたやつです。。。

MMAではすでにお馴染みとなっている技術ですが、キックボクシングではまだほとんど使う選手がいません。



元々、ローキックのカットをあまりしない選手が多いMMAだから使える技術という見解もありましたが、シュートボクシングの海人選手が有効活用したことから、キックボクシング界でもカーフキックが流行り始めるんじゃないか?という意見もあります。



そんな時代の最先端(?)を一早く取り入れようという雅選手の新必殺技が、強豪スアレック選手に果たして通用するのか?



それが気になって、気になって、気になった上に漫画「ザ・ファブル」に夢中になって、夜も眠れなくなりそうだったので、その勇姿を目に焼き付けにきた次第です。




前半、剛腕を振うスアレック選手に対し、上手く距離をとりながら上下左右に攻撃を散らして戦う雅選手。


2R終盤あたりから、雅選手のカーフキックが良いタイミングで決まりだし、スアレック選手の脛の横顔は真っ赤になり、ポッコリと不自然な腫れ方をします。


間違いなく痛いはずですが、そこは強豪ムエタイファイターの意地なのか、特に足を引き摺る様子のないスアレック選手。
徐々にプレッシャーを強めて前進し、最終5Rにパンチで雅選手からダウンを奪います。


雅選手も最後は、ダウンを取り返そうと熱い打ち合いに。そのまま試合終了し、判定3-0でスアレック選手が暫定王者を戴冠しました。





残念でしたが、メインマッチにふさわしい、めちゃくちゃ面白い試合でした。



雅選手、お疲れ様でした!




アリーヴェデルチ!