カボチャで~す。
購入苗を鉢増しして育てた苗を5月5日に畑に定植してスタートしました。
ラグビーボール型カボチャ「ロロン」の苗を4つ買ったつもりでしたが、
白皮カボチャ「夢味」の札が付いた苗が1つ混ざっていたので、
現時点で謎カボチャが1つです(笑
前回(5月5日)は、ウリハムシ対策として行灯仕立てにしておきました。
それでは前回からの2週間の変化です。
上が前回、下が今回
パンパン
出してくれ~~と言ってるので、
行灯にしていたビニールを取り外しました。
ぷはーーーーっ
息苦しさから解放された皆さん。支えが無くなって、でろ~~ん。
近づいて見ると、株元から雄花の蕾がたくさん付いていました。
まず株元に付くのは雄花。そして伸びてくるツルには雄花と雌花の両方が付きます。
そこで伸びたツルを見てみると、雌花も少し付いていました。
ということは、これで、
購入時ポットの色は同じだったけど、1つだけ「夢味」の札が付いていた
謎の株の品種がどっちかついに解明されることに!
雌花の付け根に付いているカボチャの赤ちゃんの形でわかります。
こんなラグビーボール型だったら「ロロン」
こんな丸い形だったら「夢味」です。
では見てみます。
まだ小さい蕾だけど、見たらわかるので。
結果は・・・
(;・`д・́)ゴクリ
ロロン!
札、撤収!
結局、誰かが違う札を挿したんだね。
品種ごと違ったポットの色が正しかったです。
これでスッキリ。
今年は、ラグビーボール型カボチャ「ロロン」だけを4株栽培しまっす!
もう雌花がいくつか咲いていますが、
こんな風に雌花の付け根のカボチャの赤ちゃんが黄色がかってることが多いです。
これはまだ実を付ける体力がない証拠のようです。
なので、株全体がもう少し成長するまで、最初は雌花は全部取り除きまーす。
だいぶ実が付いた栽培の後半も、付け根が黄色くなった雌花が増えてきますが、
それは生り疲れのようです。これ以上実は付けれませんよという合図だね。
カボチャはいろいろ合図を出すので聞いてあげなければ
そして、ここからカボチャの立体栽培スタート!
持ち上げていたネットを下ろして、伸びた親づるをネットに麻紐で留めていきました。
カボチャはいろんな仕立て方法がありますね。
親づる1本+子づる2本仕立てとか色々やってみましたが、
今年は原則、親づる1本仕立てにすることにしま~す。簡単だしね。
まぁ、カボチャとスイカは放任でも問題なさそうですね。
貸し農園の他の区画のおじさんたちはみんな放任で、たくさん収穫しています。
立体栽培の親づる1本仕立ては、
こんな風にツルを誘引していきます。裏面も同じです。
合掌造りの端のUターン部分を慎重にしないとツルが折れるので気を付けまーす。
どういう感じに誘引するか、6年前の写真がわかりやすかったので載せておきます。
6年前(2014年)
これは私が誘引方法をマロ夫に説明していた時のもの。
しかし考えてみたら、誘引作業は毎年私がやっています。
折れるかもしれないというリスクのある作業にマロ夫は近づかないです
誘引作業の様子です。
合掌造りの右端まで伸びてきたツルを折れないようにゆったりと曲げて、
麻紐でネットに留めています。
長めにオーバーするぐらい伸ばしてからゆったりと曲げるのがコツ。
こんな感じで誘引していきまーす。
はい、2020年の内容に戻ります。
今年も親づるをネットに留めていたんですが、
折れてた
1株親づるが折れてました。行灯から出す時に折れたんかな。
まぁ、大丈夫。折れたらその後出てくる子づるを伸ばせばいいだけ。気にしない。
私も強くなったものだ!( ゜∀゜)ハハハハハ
翌日。株元の雄花が咲いていました。
毎年思うけど、カボチャの花はデカくて可愛いわぁ~~
そしてその2日後、
また花が咲いてるかなと畑に行ったら、癒しの気持ちをかき消すやつらが。
ウリハムシ食いまくり
行灯が外れて、イヤッホ~~イと一斉にやってきた奴らが円を描きながら食いまくっておる。
引いて見ると、
そこらじゅう
まぁ、葉は食われても成長のほうが早くなってくるので大丈夫なんだけど、
ウリハムシの害は、葉を食われることだけではないんです。
以前メロン栽培の時に書いたものを再度掲載しておきます
ウリハムシの本当の恐ろしさは、
こんな生易しいものではありませんでした
去年、メロンが急に枯れた時、
メロンに多い蔓枯れ病にまたなったのかな~と思いながら株元を見たら、
(次の写真、虫注意!)
茎の中がウリハムシの幼虫だらけでした
そして去年ウリハムシについてよく調べてみると、
集団で成虫越冬する
草むら、石垣の隙間、建物の陰等で越冬
春暖かくなると越冬場所から離れ、
ウリ類が植えられると、その株元に産卵する
産卵は1ヶ所あたり数十個
雌1匹あたりの産卵数は100~500個で、 産卵は4月下旬~7月上旬、最盛期は6月上旬頃
幼虫は白く、根を食害しながら成長する
孵化幼虫は細根を食害し、成長するにつれ太い根や株元の茎にもぐり込んで食害する(コレ!)
土中の比較的浅いところに土繭をつくって蛹となる
幼虫期間は3~5週間で、3齢を経過し、蛹期間は1~2週間
新成虫は7~8月に現われる。年1回の発生
成虫被害は、5月と8月に集中
9月下旬頃から越冬場所へと移動する
というように、
株もろごとやられてしまう可能性がカボチャもあるのでやっかいです。
ちなみにプランター栽培していたメロン栽培は、
防虫ネットで株全体を囲って完全防御したらウリハムシの害はなくなりました。
一応、カボチャのところには、
ウリハムシがたくさん来たせいで、こんなヒトも来たようです。
ケロロ警備員
見張ってるだけ。フードファイターなみに食えよ(笑
畑のカボチャはハウス栽培ではないのでウリハムシは基本追っ払うだけですが、
時々葉にとまってるのを、
手袋をした手で葉を挟むようにバチンと叩き潰すという荒業も炸裂します
まぁ、そんなこともありますが、
カボチャの立体栽培スタートしました!
植え付けた時、だらんとなってた葉も上に向いて元気そうになってきました
なんとかうまくいくといいな~~
またご報告しまーす(^^)/
今日もポチッと応援してね!
アブラムシ対策はニームスプレーの散布一択!ひたすら予防!
お得商品も含めてニームに関する記事は→こちら(一番おすすめのアブラムシ対策)
ニームスプレー5本セット
こちらは原液100mlサイズ
意外とニームスプレーは散布してるとすぐ無くなるので、
原液を買って希釈するのがオススメ!
使い方は→こちらの記事(動画付き)
支柱を組んだりネットを留めたりするのに
これは超ぉー便利!!
サカタのタネ製「ゴムスビー」
500g(250本入り)送料別
園芸用万能ゴム Nバンド 5つのサイズあり
1kg入り送料込み
私たちが使ってるサイズはN185(45mm)だと思います
粘土質土壌の緊急対策にはコレ!
詳しい記事は→こちら
しっかり耕してから掛けるのがコツだよ。
長期的には腐葉土などを漉き込むのがいいね。