every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

NYC 『Paul's Boutique』ロケ地に行った2018年秋の話

2020-05-04 | 旅行記
NYC旅行記(2018年秋)を書いてないな…と思いながらボケボケ過ごしていたら、COVD19で世界中は偉い騒ぎに。

映画公開記念でコチラをお届けいたします、

Beastie Boys Story — Official Trailer | Apple TV+

2年前にNYC(マンハッタン)に行った時に『Paul's Boutique』のジャケに使われた街角に行ってきました!

この本を片手に調べてみると当時のDef Jam事務所のすぐ近くということに気が付いて感動。当時のBEASTIEとDef Jamの関係性を踏まえると興味深い逸話だなと。 



言わずと知れた名盤『Paul's Boutique』。89年7月に発売されたこのサンプリング・スポーツの傑作は『Licensed to Ill』で轟かしたようなロックとヒップホップを融合させた音でもドラムマシンとラップだけというリック・ルービンお得意の武骨なデフジャム・ビートとは毛色が違い過ぎる成果、リリース直後の評価とセールスは芳しくなかったようです。

売れ過ぎた1stのあとの2ndの宿命とも申しましょうか、ラッセル・シモンズと彼の作った〈Def Jam〉とのすれ違いもあり、ビースティー・ボーイズは〈Def Jam〉ラッセル・シモンズとの確執から逃れるようにLAへ移住。同時に〈Delicious Vinyl〉へ移籍しリリースされたこのアルバムは、その95%がサンプリングで製作されました。因みに共同プロデューサーは、ダスト・ブラザース!

さて、そんな前情報を頭に入れてイースト・ヴィレッジの『Paul's Boutique』跡地に行ってきました。
上記の本で当時のDef Jamオフィスの近所だということは何となく分かって言ダンスが、いざ歩くと完全にランチ圏内! 
お店こそブティックではなくブリット―屋さんになっていましたが、まさにここです!


壁にはちゃんとBEASTIE BOYSの絵が。

因みにこの場所はマンハッタン区のロウアーイースト・サイド(南東部)にある、ラドロウ通りとリヴィングトン通りの交差点での一角なのですが、ここを「ビースティ・ボーイズ・スクエア」と名付けようという 動きがあったようです(あるいはもう付いた?

「今でも週一で”『Paul's Boutique』のジャケ”の場所ですか? 」と尋ねられるそうですが、この壁画を見れば一目瞭然ですね!

因みにここのブリトーは『Paul's Boutique』云々関係なしに、とてもとても美味しいので、おススメです。





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