人はありのままの事実を見ているようで。

実は見ていないんです。

全て自分のフィルターを通して見ています。

フィルターは人それぞれ違うので。

同じものを見ているようで。

一人一人違うものを見ているんです。

そんな話を上記のブログで書きました。

まだ、読んでいない方は読んでみてくださいね。

さて、私たちは、生まれてから言葉を学ぶことで、コミュニケーションを取れるようになります。

最初に覚える言葉は、パパ、ママでしょうか。

一つ一つ単語を覚え。

段々とボキャブラリーが増えるに従って。

会話の幅も広がります。

大人になって。上手にコミュニケーションが取れていると思っていますが。

本当に会話は成り立っているでしょうか？

例えば、椅子という言葉を聞いてあなたは何をイメージしますか？

。。。

社長が座るようなふかふかのソファーをイメージしましたか？

仕事場の椅子をイメージしましたか？

昔の小学校にあったような木の椅子をイメージしましたか？

これでコミュニケーションを正しく取れていると言えるでしょうか？

。。。

言葉って、そんなものなんです。

同じ言葉でも、その人の過去の経験や今ある状況によって受け取るイメージが違ってきます。

すらっと背の高い男性に。

背が高くて素敵ですね。

と声をかけたとします。

その途端、男性の顔の表情が曇って、なんだか不機嫌になりました。

あなたは、どうしたんだろう？と思います。

褒めたのになんで不機嫌になるんだろう…と。

でも、その男性は、小さい頃から背が高いことで、周りからからかわれた経験を持っているのかもしれないのです。

だから、背が高いと言われるとバカにされたと思って嫌な気分になった。

あなたは背が高くて素敵と褒めたつもりなのに、相手の反応はまるっきり反対だったので戸惑う。

この場合、背が高いですねという言葉の持つ意味が、話し手と受け手で違っただけなのです。

このように言葉は、話し手と聞き手で必ずしも同じ意味で伝わっているとは限らないんです。

なので、言葉には限界があります。

今、時代が大きく変わろうとしています。

3次元から5次元に。

そうなるとコミュニケーションの仕方も変わってきます。

言葉を使わなくても、相手と思いが共有出来るようになるかもしれません。

テレパシーのように。

日本人は、阿吽の呼吸とか。

以心伝心とかいう言葉があるとおり。

言葉を使わずしてコミュニケーションを取ることが得意です。

あれあれ！

そうそう。あれね！

みたいな。笑

これからは、そういうのもちょっと意識すると良いかもしれません。